ランボルギーニ・・・フェラーリと、イタリアのスーパーカーばかり紹介してきたので、今回は国を変えて、ドイツのスーパーカーを紹介したいと思います。
ドイツのスーパーカーと聞いて、皆さんがまず思い浮かべるのは何でしょうか?
やっぱり・・・
ポルシェ 911ケーニッヒスペシャル
年式不明(1989~93年式)
スーパーカーミュージアムにて 2014年7月13日撮影
ポルシェですよね!
昔からスポーツカー・スーパーカー一筋で会社を経営してきたポルシェ。最近はSUVやラグジュアリーセダンにも手を出し始めましたが、911は今でも進化を続けています。
これは911ですが、見た目がどこか違いますよね。
そうです。これは、ドイツのチューニングメーカー:ケーニッヒが手を加えた911ケーニッヒスペシャルというクルマなのです。
964がベースになっており、ヘッドはノーマルよりも空力が考えられた滑らかな形状になっており、図太いタイヤを収めるために迫力のあるオーバーフェンダーが追加され、リアには超巨大なリアウイングが装着されています。見るからに速そうなカンジです。
この攻撃的な赤黒の2トーンカラーも迫力満点です。
ケーニッヒスペシャルのエンブレム。
この博物館にいた、もう1台のポルシェをご紹介します。
ポルシェ 959
1986~89年式
魔方陣スーパーカーミュージアムにて 2014年7月13日撮影
918やカレラGTといったポルシェのフラッグシップを務める超高級・高性能スーパーカーの一つ、959です。
レースにに参戦するためにはベース車両をある一定台数生産しなければならないという規定があり、そのホモロゲーションを獲得するためと、今ある技術を全てつぎ込んだクルマを開発したいという意気込みから開発がスタートしました。
その結果283台が生産され、このクルマを改造した車両がパリダカールラリーとルマンに出場。ポルシェが独自開発した4WDシステムの威力をいかんなく発揮し、パリダカでは優勝、ルマンではクラス優勝という偉業を成し遂げたのです。
デザインは一目でポルシェと分かる丸いライトを採用していますが、911と共用しているパーツは一切無く、全て専用に開発されたもの。
リアのデザインもNSXのようにボディと一体化したリアウィングと特徴的な一文字テールがカッコいいです。
お見せ出来ないのが残念ですが・・・。