三菱 ミニキャブEL(T130)orミニキャブW(T131)
1971~72年式or1972~76年式
山梨県甲府盆地にて 2013年2月3日撮影
――はて、荷台はどこへ行ってしまったのやら・・・――
何やらサブロクの匂いがする、古そうな軽トラのキャブを発見しました。荷台も無くなり、キャブのみが取り残されて、それさえも地中に半分近く埋まり、土へ還ろうとしていました。
フロントも撮影出来ず、ロクに近づけず、荷台は無いからテールランプさえ見えない・・・。そのような状況ですが、これでも車種が分かるのです!昔の軽トラのBピラーにはウインカーとスリットが入っていまして、年代やメーカーによってその位置や形が違うのです。よって、フロントが見えないときに、テールランプの次に使える判断材料なのであります。
ウインカー、スリットの位置・形からすると、これは2代目のミニキャブのようですね。
2代目ミニキャブは、初代から継続してELというサブネームの付いたモデルが販売されていましたが、1972年にはMCし、水冷を意味する「W」のサブネームが付いたミニキャブWというモデルになりました。どちらのモデルもウインカーやスリットはほぼ一緒の為、残念なことに判別が出来ませんでした。
Aピラーが朽ち落ちているため屋根も抜けており、土に還るのは本当に時間の問題のようです。