日産 バネットラルゴコーチ 4WD
スーパーサルーン ターボ(C22系)
1989~93年式
長野県上田地域にて 2014年4月29日撮影
一面空が見渡せ、果樹園が日がっている開放的な空間。果樹園は日当たりと風当たりが重要ですので、この草ヒロがいたところは急な斜面に広がっており、より一層開放的に感じました。
この日は生憎雲がどんよりと広がっていましたが、晴れていればそれはそれはもう素晴らしい景色が広がっていたことでしょう。
そんな場所で朽ちていた車種も、古臭い昭和のクルマではなく、これからの草ヒロ時代を担っていく未来ある存在、平成時代の若者草ヒロ:“若ヒロ”と言うべきのバネットラルゴでした。
まだ若い個体なだけあって、ボディもツルツルピカピカ、錆もまだ全くない、草ヒロになりたての初々しい存在でありました。今現在ボロボロに朽ち果てたベテラン草ヒロにもこういう時代があったことを考えると、なんだかしんみりとしますなぁ。
グレードは見ての通り上級感がそこはかとなく漂ってくるスーパーサルーン。しかも、サイドスカートがめちゃんこスポーティであるように、ドカンとくる加速感が魅力的なターボ車でありました。
開放感バツグンな長い長ーい下り坂。
晴れた夏の日にゃ、自転車に乗りながらゆずの“夏色”を口ずさみつつ思いっきり下って行きたくなるような坂でした。