トヨタ ハイエースデリバリーバン
スライドドア デラックス(PH10V-ED)
1969~70年式
長野県佐久地域にて 2014年4月29日撮影
長らく記事を書いていないと、自分の書き方といいますか…自分のブログライターとしてのノウハウが少しずつ失われてしまいそうなので、久々に書くことにしました。それに、若干時間に余裕ができ始めましたし…!
ハイ、というワケで。
今回ご紹介するのは…この初代ハイエースですねぇ!
前回ご紹介したコークボトルなフロンテのご近所さん個体でした。…とはいえ、若干見にくい場所にいるので、目立つ場所にいるコークちゃんは知っていても、このハイエースは知らない…という方もおられるかも知れませんね。
初代ハイエースというクルマはとても奥深いものでして。
皆さんは、“怪人二十面相”ってほどではないですが、初代ハイエースのお顔がなんやかんやでコロコロと顔が変わっているのをご存じでしょうか?
あまり詳しくないという方は、この顔を見ただけで前期型と考えるでしょうが、実はこれは最も初期のお顔なのです。グリルが中央のラインでもって二分割されているのですが、これが前期顔の特徴です。
そして本当に最初期のモデルになると、ウインカーがクリアになるのですが、これはアンバーなので前期の後期という判定になります。…で、年式はというと1969~1970年式となり、わずか1年間のモデルということが分かるわけですなぁ。ちなみに、1970年からは顔が変わり、グリル中央の縦ラインが無くなります。
ウンチクはまあそのくらいにして。
このハイエース、サイドには屋号が書かれている激シブな個体でした。何屋さんで働いていたのかは、いかんせん屋号からは判断出来ませんでしたが、1BOXライトバンということで、現役当時は荷物運び要因としてさぞかし重宝されていたことでしょう。
現在も、畑仕事に必要な道具や物資を積む、物置要因として重宝されているようです。