日産 キャブオールマイクロバス(KC240)
1966~76年式
長野県佐久地域にて 2014年4月29日撮影
5周年特別企画の最後から3番目に紹介した、かなりの大物草ヒロでこのシリーズを締めたいと思います!
…その名も…キャブオールマイクロバス!
2代目キャブオール自体滅多に見かけるものではありませんが…あろうことかバン…いやいや、それさえも超越したマイクロバスという、二段構えで驚かしてくる超!衝撃的な個体でした。
バス部分には4列ほどシートが並べられていたと思われ、幼稚園の送迎バスには丁度良かったのではないでしょうか。…しかし、これに全席大人が乗った場合一体どうなるのか、考えただけでも恐ろしいです。それほどこのクルマは小さく、昔の日本人がいかに小柄な体形だったかを伺い知ることが出来ます。…このサイズでよくマイクロバスを造ろうと思ったもんだ。。。
マイクロバスではありませんが、その昔…今の軽よりも小さいサイズで登録車だったミニエースというクルマに、7人乗りのコーチというモデルが設定されましたが、あれも果たして大人7人乗ってまともに走ったのかどうだか…。
このキャブオールは、見ての通り長野の高原地帯の廃ペンションと共に鎮座しておりました。
状態はかなり良く、ガラスの欠品も全くないという素晴らしい個体。謎の2トーンカラーも地味にセンス&趣があって好きです。錆も全体的に少なく、「長野コンディション」がこういった個体の現存に一役買っているのでしょうなぁ。