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草ヒロ“撤去”物語2 ~The epilogue~

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皆さん、こんにちは!

ココでボスらに指摘されましたように、草ヒロ“撤去”物語2のエピローグを書いていなかったので遅ればせながら書かせていただきました。

どうぞお楽しみください。。。ちなみに、草ヒロ物語2のエピローグは昨日アップいたしました。

 

前回のお話

「草ヒロ“撤去”物語2」の最初

「草ヒロ“撤去”物語」を知らない人はコチラ

登場人物について知りたい人はコチラ

 

 

 

ボス 「今回の探索は前回以上の収穫があったな!」

山中 「仰る通りでございます、ボス!草研の連中に1台明け渡してしまいましたけど、草研に見られた残りの3台については完全にこっちのモンですし、アイツらも草滅会の本気度合いを思い知ったことでしょう!」

ボス 「そうだな。ククク…、そして今回の収穫も全て、撤去する様子も含めてHPにアップすれば…草研並びに、全国の草ヒロ好きたちが悔しがるだろうな…。ククク…クク…。」

上田 「悔しがったり、指をくわえて見守るしかない自分の不甲斐なさに落胆したりする様子が目に浮かぶようです!」

山中 「ざまあみろってんだ!」

ボス 「となれば…早速アップロードだな。…おい、水篶よ。」

秘書 「はっ。撤去の準備でしょうか。ユニックやデータベースもありますし、準備は万端です!」

ボス 「そ、それはご苦労。…いやね、私は水篶の労をねぎらおうと思っていただけなんだ。今日はずっと運転していたわけだし、撤去はまだいい。ゆっくり休んでくれ。」

上田 「そうですよ水篶さん!働き過ぎは体に毒ですよ!近所にいいカフェがあるんですけど、あたしと一緒にスイーツ食べて休憩しましょう!」

山中 「リンゴの言うとおりだな!水篶さん、お疲れさん!スイーツ食って風呂入ってゆっくり寝ましょうぜ!」

秘書 「そ、そうですか。皆様、お気遣いいただきありがとうございます。…ではお言葉に甘えて、上田さんおすすめのスイーツでも食べに行きましょうか。」

上田 「えぇ!…あ、たろさんやボスもご一緒にいかがですか?甘いものが苦手な方でも食べられるような、ビター系のスイーツやドリンクもあるのですが。」

ボス 「ありがとう。…でも私は遠慮しておくよ。一つやることがあるからな。山中は行ってくればいいんじゃないか。」

山中 「いいえ、オレはボスと一緒に本部に残ります。ボスお独りでは寂しいでしょうから。…そうだ、じゃあリンゴ、今度その店教えてくれよな。今流行りの、タピオカミルクティーってやつを飲んでみてぇんだ。」

上田 「タピオカですか!勿論ありますよ!じゃあ、今度一緒に行きましょ!」

山中 「っしゃー!楽しみだぜぇ!」

上田 「ではボス、今から行ってまいります!…水篶さん、行きましょ!」

秘書 「ええ。ではボス…しばし外させていただきます。」

ボス 「気を付けろよ~。」

 

山中 「…ボス、リンゴと水篶さんって、結構仲良いと思いませんか?案外リンゴ、水篶さんみたいな人がタイプだったりしてな~。」

ボス 「フン。余計な詮索はするな。別に草滅会は会内恋愛は自由だからな。…仕事さえきっちりやってくれれば、別に構わん。」

山中 「さすがはボス!…ボスが誘いを断ったのは、やはりあの二人のことを考えていたからですか?」

ボス 「え…い、いや、違うぞ…!やらねばならぬことがあるのは本当だからな!」

山中 「こ、これは失礼致しましたっ!出過ぎた真似を…。」(ボスの顔に一瞬動揺があった…やっぱりボスは、部下思いのいいボスだ…)

 

ボス 「…よし。HPは更新完了できた。」

山中 「さすがは我らがボス!素早い更新です!…ところで、先ほど仰っていた、やらなければならない事とは一体…?」

ボス 「フフフ…。その説明の前にな、一つ報告だ。聞いて驚くがよい。…なんと、草滅会本部に…久々の新入りが来たのだ…!!」

山中 「ええっ、それは本当ですか…!?本部に新入りとは…余程優秀な連中ということで…?」

ボス 「馬鹿言え。ただの一般人だ。…前回の探索での撤去記録をアップしたところ、草ヒロ好き奴等から抗議のメールが沢山来たのだが、中には賛同するようなメールもあってな。その連中にだけ個別に返信をし、色々聞いたのだ。」

山中 「ほほー。それで見込みがありそうな奴を草滅会に引き入れたってことですか!」

ボス 「まあそうだな。…とはいっても、更にその中から住所がここに近い者のみを採用したんだがな。…とりあえず四人呼んである。」

山中 「確かに、家が本部に近い方が何かと便利ですものね。さすがボス、そこまで考えていらっしゃるとは!」

ボス 「正式に会員になるのは再来週の月曜からだが、今日とりあえず来るように言っている。そろそろ来るんじゃないのか。」

山中 「えぇっ、呼んでるんですか!これは俄然楽しみですね!一体どんな奴が来るのか…。」

ボス 「それで、次回の探索だが、新入り達が来る前にもう一度探索しておきたい。草ヒロを見つける感覚を磨き直したいからな。」

山中 「新入りたちに草ヒロの見つけ方をよりよく教えた方が良いですしね!」

ボス 「そういうことだ。だから、来週の日曜に、草ヒロの聖地:山梨県を探索するというのはどうだ?…勿論、後で上田や水篶にも聞く。」

山中 「いいと思いますよ!支部の連中が頑張っていますけど、オレもたまには山梨で草ヒロを探して感覚を磨きたいですしね。」

ボス 「私もだ。…ククク、腕が鳴るぜ…。」

 

ピンポーン

 

山中 「おっ、誰か来ましたよ。…って、新入りの奴等でしょうかね?」

ボス 「だろうな。…おい山中、一緒に出迎えに行くぞ!」

山中 「はっ!」

 

 

―その数分前…草滅会本部付近にて―

 

? 「地図のココが草滅会本部というわけね…。あと数分も歩けば到着する。…しかし、まさか草滅会のボスから直々に返信がくるとは思わなかったわ。ねぇずっきー?」

? 「だね~。…っていうか、それよりマリがまさか草滅会に興味を持っていたなんて…!君とは長い付き合いだから、自然を愛しているということは知っていたけどさ。」

? 「それはこっちのセリフよ。ずっきー、クルマ好きなのは知ってたけど、草ヒロが嫌いだなんてね。…アハハッ!」

? 「なーにが可笑しいんだよ~。だってあんなボロボロのクルマをそのままにしとくっておかしいだろ~?やっぱりキレイが一番だよ!」

? 「まったくね。…そういやデブ美さんも、綺麗好きだから草滅会にいらしたんでしたっけ?」

? 「そうなのよ~。ウチもアンタ達と同じ綺麗好きだからさァ、ああいう汚らしいものは我慢ならないのよね。全くけしからんわ!」

? 「…というわけで、自然を愛する綺麗好きのマリと、クルマ大好きな綺麗好きの俺と、ただの綺麗好きのデブ美さん…この三人、同じ目的をもって草滅会に来たから結束力は強そうだな!」

? 「ただのって何さ!?」

? 「わたしとずっきーは古くからの仲だし、もーっと結束力は強いよ!」

? 「ちょっとー、ウチを無視するんじゃないよ!」

? 「…そうそう、そういえば、あともう一人の方は…」

? 「…チャンさん、アンタのことよ。」

? 「チャンさんか?ワタシチャンさんアル。一昨昨年中国から遥遥やて来たネ。草ヒロ回収して鉄屑化してお金換えるアル。そして稼いだお金で、チャンさんの故郷住んでる貧しいのママンとパパン、助けるアル!そしてこのまま草ヒロ絶滅するヨロシ。」

? 「チャンさん、両親思いの優しい人なんだね。…最初見たときは、まるで漫画に出てきそうな中国人みたいな見た目だったから、一体どんな人だろうと思ったけど…。」

? 「チャンさんはとってもいい人なのさ。ねぇマリ。ウチら同じアパートにずっと住んでるから分かるわよね。」

? 「勿論ですとも!」

? 「えぇ~!デブ美さんとマリとチャンさんって、皆お知り合いだったんですか~!?今知りました~。…となると、目的は違えど、やっぱり俺たちは結束力があるってことだね!」

? 「そーゆーことね。頑張って草ヒロを町からなくそう!」

全員 「おー!」

? 「ちょうど草滅会に到着したことだし、チャイム鳴らすよー!」

 

ピンポーン

 

 

 

 

 

この物語に登場する人物・団体は全てフィクションです。実在したとしても、一切関係ありませんので悪しからずっ…!

以上、この四人の馴初めをもって、草ヒロ“撤去”物語2は終了です!

草ヒロ“撤去”物語3はこの続きから始まります!

しかし、またもまたも草研と草滅会の探索日、そして探索場所までも被ってしまった…!果たしてどうなるのか~!?

しかも、草滅会も草研のように会員を増備。草ヒロ“撤去”物語3ではまだ詳細不明の存在ですが、草ヒロ“撤去”物語4で正式に登場となります!…一体どのようなキャラなのか、いつか特集いたしますので、どうぞご期待くださいませ!


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