スズキ カルタスクレセント
クレセントワゴン T-4(E-GD31W)
1996~97年式
神奈川県西部にて 2015年4月15日撮影
ステーションワゴンがブームだった時代…なんとスズキがステーションワゴンを自社で開発して販売していた時代がありました。
スズキはインドでの人気が高いということで、軽自動車以外のクルマにも随分と力を入れて開発しているのですが、ダイハツ共々“軽自動車しか作っていないメーカー”というイメージが拭いきれていないのも事実。最近はスイフトやソリオの大成功もあって、随分とそういうイメージはなくなってきましたが…。
そんなスズキがステーションワゴンを開発していたというのはとても意外に、とても面白く感じます。
車名は、現在のスイフトのポジションを担っていたコンパクトカー:カルタスの上位車種として登場したカルタスクレセントの名を借りて、カルタスクレセントワゴンとしました。顔はカルタスですが、ここまで大きくなってしまうともはや別車種です。
これは前期型で、フロントのデザインは没個性的で平凡も平凡。しかし、リアのデザインはどこか欧州車じみていてハッとさせられます。
お隣にはヴィヴィオビストロがいましたが、これは昔紹介したことがあるので割愛します。
参照:『地元の組ヒロ~chummy Kusahiros~(5)』
…あれ?
じゃあ、その隣のカルタスはその時紹介しなかったのか…?
実は、ころころが初発見したときは、カルタスのいた場所にエスティマエミーナが放置されていたのです。
『草ヒロ物語』『草ヒロ“撤去”物語』を読み込んでいる方は、この光景に見覚えがあるかも知れませんねぇ。
なんのことだかよく分からない人は…
『草ヒロ物語(5)&草ヒロ“撤去”物語(5) 前編』と『草ヒロ物語(5)&草ヒロ“撤去”物語(5) 後編』
をCHECK!
まあとにかく、貴重な地元の放置車両が撤去されて残念!…と思っていたら、その跡地にとんだマイナー車が転がり込んできたというのだから、喜ぶに喜べない、落胆するに落胆できない、なんだか複雑な心情になりました。
…が!結果オーライってわけで、素直に喜びましょう!
カルタスクレセントワゴンなんて、そうそう見られるクルマではありませんからね。