ホンダ TN-7スーパーデラックス三方開
1975~77年式
長野県松本盆地南部にて 2013年2月10日撮影
レックス やドミンゴ やステップバン があった果樹園には、まだまだ草ヒロがありました。では、70年代の軽自動車が4台並ぶという、ある意味すごいゾーンの草ヒロたちを紹介しましょう。では、右から。
これは、日本の軽で最後の空冷エンジン車といわれるTN-7ですね。縦目4灯のアクの強いデザインは一度見たら忘れられないほどのインパクトを持っており、かなりの数が出回ったようで草ヒロ残存数は意外と多いです。TN-5と顔は共通ですが、三角窓がある(前期型のみ)、「HONDA」のエンブレムが違う、ナンバープレート架台が小さい、などの違いがあります。
ハンドルを左に大きく切ったまま草ヒロ状態になっていて、「現役時代は働き者だったんだぞ」と自己主張しているように見えてイイですね。ガラス類の破損は一切ナシ。サビも控えめで、いわゆる「長野コンディション」を保っていました。