三菱 ミニキャブ5(L012)
or
三菱 ミニキャブワイド55(L013)
or
三菱 ミニキャブ(L013/L015)
5:1976~77年式
55:1977~81年式
無印:1981~84年式
神奈川県西部にて 2015年4月2日撮影
キャブ部分が完全になくなっていた軽トラを発見。
リアに回ると、テールランプ跡が見え、そのおかげで3代目ミニキャブだと分かりました。
これまでの経験から言っておそらく550ccモデルの“ヒゲキャブ”なのでしょうが、フロントが無くなっている以上は500ccモデルのミニキャブ5の可能性も考えられるのが、ロマンがあっていいですねぇ。
ここはミニキャブ5であってほしいところ。。。
パネルバンでは、省スペース化のためか、キャブを処分してパネルだけを物置とする例はしばしばみられますが、ボディと荷台がほぼ一体化しているトラックでそういったことを行っている例は滅多に見られません。
そういう意味では、草ヒロ学的に貴重なサンプルと言えるでしょう。
三菱のミニキャブの隣には、三菱のジープが…と、いいたいところですが、三菱製ではないようです。
日本では逆に貴重ですね。
三菱 ミニキャブバン
ハイルーフ XL(J-L013PV)
1981~82年式
神奈川県西部にて 2015年4月2日撮影
※撤去済み
ミニキャブつながりでもう一台。
地元ながらにして新規発見だった首無しミニキャブとは違い、再撮影個体のヒゲキャブです。
再撮影とは言っても、初発見時とは状態が大きく変わっていたので、意味のある再撮影となりました。
しかし、その状態の変貌っぷりが悲惨そのもの。手放しに喜べやしない残念な変化でした。。。
心無い者の手によってボディの至る所にタギングが施されていたのです。人目の付かない場所に置かれていたためなのでしょう。
そしてオーナーさんもこの状態を見かねて処分することにしたのか、それとも解体業者から打診があったからなのかは分かりませんが、ほどなくして撤去されてしまいました。。。
平和でのどかな雰囲気が醸し出される素敵な個体だっただけに、残念でなりません。
今回と同アングルから撮影した写真がなかったのですが、綺麗だった時代の、かつてのミニキャブの姿をご覧ください。。。