ＴＶＲ タスカンＳ
２００１～０４年式
トヨタ博物館駐車場にて ２０１３年３月９日撮影
ヨタハチを紹介した時 に若干触れた黒い「ネタ車」というのは、イギリスのスポーツカーメーカーであるＴＶＲが生産したタスカンというクルマでした。タスカンは１９６８年に初代が誕生し、初代は生産台数僅か１７４台というレア車で、３代目まで生産されました。
これは２０００年に誕生した２代目で、タスカンの中では一番見る（それでも全然見ないですが）モデルです。ロングノーズショートデッキのＦＲと、スポーツカーとしては王道のレイアウトですが、縦目６つライトやＦＲＰの曲面ボディなど、とても特徴的なデザインを身に纏い、ボディカラーも豊富です。どのモデルも脱着可能なルーフが使われていて、取り外せばタルガトップにもなります。ボンネットの開き方も非常に特殊で、前ヒンジのハッチを開き、次にボルトで固定された後ろ半分のボンネットを取り外すことで全開です。
ちなみに、これは２００１年に追加されたＳというグレードで、通常グレードの３６０ｐｓから３９０ｐｓへ向上され、外見もフロントリップスポイラーとスポイラーが追加されたりなどしました。
タスカンどころか、ＴＶＲのクルマ自体見るのが初めてなので、正直ヨタハチよりこちらの方に興奮しました（汗）。走るところも是非見たかったですが、再び駐車場へ戻った時には消えていました。三河ナンバーなので、そこまで遠方から来たわけではないようですね。
駐車場シリーズはこれでおしまい。明日からはやっと博物館の旧車たちを紹介していくことができますね。