今週のくるぱく回では、戦前のフランス車三台を一挙にご紹介!
シトロエン 7CV
1936年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
ルノー モナキャトル
1934年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
現在でもその名を残しているフランスを代表する自動車メーカーであるシトロエンとルノーの戦前のクルマです。
シトロエンの7CVはツートンカラーがオシャンティー。
ルノーのモナキャトルはオールブラックでシンプルにまとまっています。これはこれで重厚感があっていいですね。
『シトロエン、ルノーときたら…次はやっぱりプジョーでしょ!』
と思った方…
残念!
ドラージュ D6-65
1936年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
プジョーの戦前車は、撮影していないだけなのか展示されていなかったのか、写真フォルダにはなかったので紹介できませんが、プジョーではないフランスの戦前のクルマはあったので、代わりに(?)そちらをご紹介します。
正直なところ初めて聞いた、ドラージュというメーカーのクルマです。
日本の自動車メーカーでも消えてしまったものが数多くあるように、フランスも現在の御三家に落ち着くまでに様々な自動車メーカーが表れては消えていったのでしょうね。
今ではその名は残っていなくとも、自動車博物館で大切に保管されているため歴史が消えてなくなってしまうことはありません。
おまけ
シトロエン 11Bレジェ
1953年式
日本自動車博物館にて 2013年8月13日撮影
これは戦後のクルマですが、似たようなデザインのフランス車ということで、おまけとしてついでにご紹介しましょう。
シトロエンの11Bレジェというクルマだそうです。
最初に紹介した7CVはぱっと見どこのメーカーのクルマなのか分からないようなデザインでしたが、11Bレジェにはフロントグリルいっぱいにシトロエンのマークがあしらわれているので、誰の目にもシトロエン車だということが分かるようになっています。