ホンダ プレリュード
2.0 Si(E-BA4 / E-BA5)
1987~89年式
神奈川県西部にて 2015年4月26日撮影
市街地と田んぼが混在するような地域の駐車場に、2代目プレリュード前期型が放置されていました。
中々見かけない車種(この探索では後期型の現役個体に出会ってはいますが)の放置車ということで、本来ならば喜ぶべきなのでしょうけど、ご覧の通り手放しに喜べるような状態ではありませんでした。
地元のならず者の憂さ晴らしに使われてしまったのでしょうか、窓ガラスは四方八方粉微塵に打ち砕かれていました。
ここまで好き放題にしてもまだ飽き足らなかったのか、小さなブレーキランプとリアウインカーまでもが徹底的に粉砕されるという始末。
この調子では、スプレーによる落書きで埋め尽くされてしまうのも時間の問題でしょう。
プレリュードから醸し出されるイヤ~な雰囲気に近付く気力も起きず、この1枚を撮影して終わってしまいましたが、今思えばフロントも撮っておくべきだったと思います。
サイドウインドウに貼られていた紙にはこのような文章が書かれていました。
この状態を見かねた近隣住民の方が書いたのでしょうか、悲痛な叫びが伝わってきます。。。
哀しいかな、これを見て『やっぱ壊すのやめよー』なんて思う素直な人は、最初からそんなことをしない気が…。
現在の状態はどうなっているのか知りませんが、この張り紙もビリビリに破かれていないことを願うばかりです。
それでは、本日のブログはこれにて終了…
…しません。
さもこの探索で初めて発見したかのようにコメントを書きましたが、実はこのプレリュード、再撮影個体でして…。
もう少しこの記事は続きますので、最後まで読んでいただければと思います。
初発見時の様子、この記事を書くまではとっくの昔に紹介したと思っていましたが汗、実はそうではありませんでした。
いつか本編で紹介しようと思いますが、とりあえず初発見時の状態をご覧くださいな。
2011年12月12日撮影
最初に彼に出会ったのは今から約10年前、2011年の年の瀬でした。
再撮影の時点からすると約3年前ですが、こんなに綺麗な状態だったのです。
それでも、リアガラスの周囲に錆が見られることから、この時点でもそれなりに長期間放置されていたものと思われますが、この時から再開するまでの3年間で、心無い者の手によって荒らされ、見るも無残な可哀想な姿に変えられてしまったのでしょう。
現存確認はここ数年していませんが、ああなってしまっては撤去されてしまってもおかしくないのかも知れませんね。
…ちなみに、この当時も近付いてフロントを撮影していませんでした爆
ネオクラには全く興味がなかった時期でしたし、それほど古くないからということで、なんとなく撮影したのでしょうかねぇ。
今だったら絶対フロントまで押さえるのですが。