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Channel: ころころな趣味。
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さらば!地元のネオクラを探せ!(22)

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本日のネオクラは外国車です!

さてここは、ドイツ車ばかりが止まっていた駐車場。

ベンツCクラス、フォルクスワーゲンゴルフという、日本でも非常によく見るありふれた外車がいる中、駐車場の更に奥の方に、何やら見慣れない外車が佇んでいました。

読者様の中にも、あのクルマを見たことがあるという方はそうそういらっしゃらないのではないでしょうか。

 

 

 

フォルクスワーゲン シロッコ

GTX

1984~88年式

神奈川県西部にて 2015年4月26日撮影

 

その外車の正体とは、フォルクスワーゲンでした!

これはシロッコというフォルクスワーゲンで、ゴルフのクーペVer.というか、よりスポーティなボディを身に纏ったゴルフといったポジションのクルマです。

 

その歴史は案外古く、1974年に初代が登場し、1982年にFMCして2代目になり、1992年まで2代目モデルが生産されました。

3代目はすぐさま登場するかと思いきや、コラードという名前で後継者が登場したためシロッコの系譜は途絶えます。

しかし、生産終了から長いブランクを経た2008年、突如シロッコが復活して3代目モデルが登場。その3代目は割と最近(5年ほど前)まで売られていたので、外車に興味のある方はシロッコという名前は知っていたのではないでしょうか。

 

クーペボディで居住性を犠牲にし、そして高性能なパワートレインを有するということで価格はゴルフよりも高くなっており、あまり数が出るクルマではないということで、新しい3代目シロッコも僕は見た記憶がほとんどありません。

これは2代目のシロッコで、当然ながら2代目を見るのも初めてでした。

 

グレードは上級グレードのGTXで、ゴルフのクーペVer.と呼ばれるには肯けるスポーティなエアロパーツがてんこ盛りでした。

チンスポイラーやサイドスカート、リアアンダースポイラーといった下回りのエアロはもちろんのこと、リアウィングもカッコよさに一役買っております。

…そして極めつけは、リアウィング下に貼られた“SCIROCCO”のデカール!これがメチャクチャにカッチョイイ!

オーナーさんには、これからも大事に乗っていただければと思いました。

 

 

 

フォルクスワーゲンつながりで、この探索で撮影したクルマをもう一台ご紹介します。

 

フォルクスワーゲン 1500 or 1600

ヴァリアント

1500:1963~69年式

1600:1965~69年式

神奈川県西部にて 2015年4月26日撮影

 

年式的にはネオクラではなく立派な旧車ですが、メインはシロッコということで、記事のカテゴリーは“ネオクラ・レア車(外国車)”とさせていただいております。

 

いわゆるビートルやワーゲンバスといったフォルクスワーゲンの有名なクルマたちと同じ世代のモデルでありますが、特にこれといった愛称はなくタイプⅢという通称があるのみで、ビートルやワーゲンバスに比べると印象が薄いクルマではあります。

ビートルほどのベストセラーとまではいかなかったものの、その堅実な造りは一定数の顧客には受けたようで、今でも日本の愛好家が乗っているタイプⅢをたま~に見かけるくらいには生産されたようです。

1500ccのモデルと1600ccのモデルの両方あったようですが、その外見上の違いが分からないため、両方とも記載させていただきます。


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