このシリーズ、前回をもって通常回は終了し、今回からはThe best編に突入します。
さて、一体どのような草ヒロやネオクラが登場するのでしょうか？
第三位は…コチラ！
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ポルシェ 924ターボ
1978～83年式
神奈川県西部にて 2015年4月26日撮影
なんと、住宅街の中にある砂利の駐車場に、ポルシェが佇んでいたのです！
日本の住宅地の砂利の駐車場と、ドイツの高級スポーツカーポルシェ（といってもこれは比較的廉価なモデルですが）とのギャップが凄まじいですが、紛れもなく本物のポルシェです。
これには僕も驚かされました。
車種はド定番の911ではなく、日本では割とマイナーな924というのがマニア心をくすぐってくれます。
924は914の後継として登場した、911よりも手軽に買えるエントリー向けのポルシェで、プアマンズポルシェと言われたRX-7のライバル的存在。
スポーツカーとしては異端なRRレイアウトを持つ911とは異なり、スポーツカー定番のFRが採用されているため、直進安定性に優れており、安価なポルシェと侮ることなかれ、走行性能は充分にスポーツカーしている名機だったのです。
そのためか、普通にヒットし、日本ではあまり見かけない存在ですが、販売面では十分成功したと言えるでしょう。
グレードは、924の中でも上級のスポーツモデルである924ターボでした。
944の登場に伴い生産終了してしまったので、少しだけレア度は上がるかと。
この個体、ご覧の通りフロントワイパーにもリアワイパーにも例の買取紙が挟まれておりましたが、野ざらし駐車の割には新車のように状態がよく、ナンバーも普通についているため、現役の可能性が高いです。
実際、整備点検ステッカーを見てみても、平成27年のものが貼られていましたから、放置車の可能性は低いでしょうね。
今も元気に日本の道路を走り回っているといいのですが。。。
余談ですが、この写真に写っているクルマ、皆めっきり見かけなくなったネオクラ車／マイナー車なのが地味に凄い。
タウンエースにステージア、MRワゴンにブレビス…。
もし今この情景に遭遇したら、ポルシェだけでなく周りのクルマも全て撮ったでしょうが、ネオクラにハマった当時でさえこの年代のクルマには意識が向かなかったらしく…まったく撮影していません。
7年経った今、きっとみんな新しいクルマに変わっているんだろうなァ。
