さて!
『さらば!地元のネオクラを探せ!』シリーズも、今回で〆となります!
長きにわたって連載が続けられた『地元のネオクラを探せ!』の名を冠する地元シリーズも、“さらば!”の名の通り当シリーズで最後であります。
地元に棲息するネオクラ車が軒並み淘汰されてしまった現在では、シリーズ化できるほど地元でネオクラ車を発見できることはないでしょうし、このシリーズが復活するということは恐らくないことでしょう。。。
最後の最後を締めくくるのは、地元では初発見となるこのネオクラの草ヒロであります!
スバル レオーネ 4WD
ツーリングワゴン(AL5D / AL7D)
1986~89年式
神奈川県西部にて 2015年4月26日撮影
全国的に見れば別段珍しいわけでもない、3代目レオーネのツーリングワゴンです。
新たな形のステーションワゴンとして大ヒットし、ステーションワゴンというものを一気に大衆に普及させたスバルの名車です。無論この神奈川県でも大多数が売れたでしょうし、当時の街中ではきっと沢山のレオーネツーリングワゴンが走っていたことでしょうが、時の経過とともに淘汰が進み、全く見ないくらいになってしまいました。
というわけで、地元では地味に初発見となる3代目レオーネの草ヒロであります。
発見した経緯も、ストリートビューで予習していたわけではなく、全くの偶然で見つけたものなので喜びもひとしお。
この探索では最も印象的な個体となりました。
畑の物置として使われているようですが、車検シールも新しく、整備点検ステッカーによると平成20年頃から放置され始めたようです。当時から考えると草ヒロ歴はまだ7年と浅く、比較的最近まで現役の状態で走っていたことが窺い知れます。
現役だった時代も、是非とも拝んでみたかったところでございます。
ところで、このレオーネで謎なポイントがひとつ。
フロントグリルやヘッドライトなどから、後期型であることが分かるのですが、ボディ同色のミラーが付いているレオーネツーリングワゴンは自動車ガイドブックに一切載っておらず、画像検索をかけても全然出てきません。
何かの特別仕様か何か、それともオプションパーツなのでしょうかねぇ。
履いていたホイールもよく見かけるホイールキャップではなく、ターボモデルに装着されているようなアルミホイールでありました。
…というわけで、このシリーズは今回をもって終了となります!
『大連載計画PartⅩⅥ』に則って、次回の水曜日の更新からは『地元の放置車撮影さんぽ 2019/2020』シリーズをお送りします。
最後まで読んでくださった方、ありがとうございました!