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ハマったゲームたち(3)

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今回は、これまで紹介したマリオやソニックとは毛色が違うゲームです。

 

コチラ!

 

 

 

 

 

 

No.003(今回から通し番号を付けることにしました)

SEGA/アミューズメントヴィジョン

スーパーモンキーボール

2001年発売

ハード:ゲームキューブ(任天堂)

関連ソフト:スーパーモンキーボール2/スーパーモンキーボール デラックス/スーパーモンキーボールDSスーパーモンキーボール ウキウキパーティ大集合!/スーパーモンキーボール アスレチック/スーパーモンキーボール 3D/たべごろ!スーパーモンキーボール/たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク

(赤字は所有しているソフト)

 

知る人ぞ知るセガの名作ゲーム、スーパーモンキーボールです!

 

スーパーモンキーボールは、任天堂のハードであるゲームキューブのローンチタイトルの一つにして、唯一のサードパーティ製ローンチタイトル。

 

これまで紹介してきたマリオやソニックと比べて知名度は低く、ゲームをやったことがない人でも知っているというレベルのゲームではないでしょうが、それでも続編が何本も作られているシリーズモノの作品であります。

ゲームキューブだけでなく、WiiやDS、PS2などのハードでもソフトが作られ、最近では『1』と『2』のリメイク版が作られるなど、今でも根強いファンが多いゲームであります。

 

かくいう僕も、スーパーモンキーボールファンの一人であり、物心ついた時から家にあった『1』のソフトを幼稚園か小学一年生の頃からか遊び始め、そのシンプルながらも奥が深くてやりごたえのあるゲーム性にすっかり虜になってしまい、他のシリーズも入手するようになりました。

全シリーズ持っているわけではありませんが、ゲームキューブの『スーパーモンキーボール』『スーパーモンキーボール2』、Wiiの『スーパーモンキーボール ウキウキパーティ大集合!』、DSの『スーパーモンキーボールDS』、Switchの『たべごろ!スーパーモンキーボール 1&2リメイク』は持っております。

個人的には、PS2から出ている『スーパーモンキーボールDX』も気になっているので、リサ店で見つけ次第欲しいところ。

 

 

 

★キャラクターとストーリーについて★

このゲームはストーリーがメインというわけではなく、1分以内に終わる小さなステージを次々とクリアしていくというステージクリア制のゲームですが、ストーリーのようなものは一応用意されているようなので書いておきます。

 

登場キャラクター

○アイアイ

大きくてまん丸の耳がチャームポイントの、元気いっぱいなおサルの男の子。

オレンジ色のシャツを着ている。

 

○ミーミー

アイアイと仲良しのおサルの女の子。

頭に花飾りをつけていて、ピンク色のスカートを履いた可愛らしいいでたち。

将来はアイアイと子供を作るらしい。

 

○ベイビー

将来アイアイとミーミーの間に“生まれることになっている”赤ちゃんおサルで、未来からやってきた。

まだ赤ちゃんながらもしっかり者。水色のおむつを履いて常におしゃぶりを咥えており、毛の色が白い。

 

○ゴンゴン

アイアイのライバル的ポジションのおサル…ではなく、ゴリラ。

赤い服を着ていて色黒。いかにも腕っぷしが強そう。

 

 

ストーリー的なやつ

バナナが大好きなアイアイとミーミーとベイビーの三人が、大きなバナナがたくさんあるバナナの楽園を目指し、住処のジャングルを飛び出して、深海や砂漠、南極、宇宙など、いろんな場所を旅することになりました。果たしてアイアイたちは、様々な障害のあるステージを乗り越えて、バナナの楽園にたどり着けるのでしょうか?

ゴリラのゴンゴンも、ライバルのアイアイを追ってバナナの楽園へ向かったようです。

 

 

★ゲームシステム★

スーパーモンキーボールというタイトルからなんとなく察せるかと思いますが、このゲームで動かすのは、単なるおサルではなく、生きたおサルが入ったガチャポンのようなボールという、非常に独創的なもの。

 

そのボールを、宙に浮いたステージのスタートからゴールまで、ステージから落ちないように制限時間以内に移動させるというのが基本ルール。

制限時間内にゴールに辿り着けなかったり、ステージから落下したりするとミスになります。

 

操作は非常にシンプルで、コントロールスティックを動かすだけ。それ以外のボタンは、マップを見たりポーズしたりするときにしか使いません。

 

しかし、そんなシンプルな操作だからといって、誰でも簡単に全クリできるというほど甘いゲームではありません。

ステージは様々な形状をしており、ギミックも盛りだくさん。

めちゃくちゃ細い道や、バランスを崩しそうな段差や坂、移動する床やゴール、ぶつかると弾き飛ばされる障害物などなど、さまざまな趣向を凝らしたギミックをもつステージがたくさんあるため、一筋縄ではいきません。

 

ステージは初級中級上級の三つのレベルに分かれており、初級は10ステージ、中級だと3倍に増えて30ステージ、上級にもなるとその数なんと50ステージ!

ステージの制限時間は長くても60秒、短いものでは30秒とはいえ、上級を全てクリアするとなると、かなりの長丁場になることでしょう。

 

しかし、操作にさえなれればゲーム初心者でも初級ステージくらいはすぐにクリアできるようなレベルになっており、また、クリアしたことのあるステージを何度も練習できるプラクティスモードが収録されているため、何度も根気よく練習を積めば確実に上達するので、初心者お断りというゲームではありません。パーティゲームやミニゲームも収録されているので、疲れてきたら息抜きもできます。

 

そして、ゲーム上級者もしくは練習を積んで上達した初心者を唸らせるシステムが、エクストラステージとマスターステージの存在。

 

初級中級上級の各レベルには、それぞれ3,5,10個のエクストラステージというものが用意されており、各レベルよりも少し難しいステージが追加で遊べるのです。

各レベルのラストステージをクリアすれば無条件でエクストラステージに進めるというわけではありません。

初級中級は全ステージノーミスクリア、上級は全ステージノーコンティニュークリアしなくてはならないのです。

 

流石に上級はレベルが高い上に50ステージもあるため、ノーミスクリアという条件ではないようですが、それでもノーコンティニュークリアするのは至難の業。

デフォルトでは3クレジット(スーパーモンキーボールはアーケードゲームの移植なので、このように表記)しか用意されていないので、ミスできるのはたったの2回まで。ステージ上に落ちているバナナを100本集めると1UPですが、それでもミスできる回数は高々知れています。

特に、上級は終盤になるにつれて難易度が徐々に上がっていくというわけではなく、序盤からちょくちょく高難易度のステージが挟まれており(個人的に特に難しい苦手コースが上級4,7,9,17,21,36,45あたり)プレイヤーのノーコンティニュークリア挑戦を阻めようとしてきます。

 

僕も、高校生の頃にやっと上級をノーコンティニュークリアして上級エクストラにいけました笑

 

しかし、これで全てが終わりかというと…そうではありません。

 

マスターステージの存在です。

 

マスターステージとは、上級エクストラではまだ飽き足らないという人のために用意された、上級の更に更に難しい、鬼のような難易度を誇るステージ。

しかも、マスターステージに行くのがまず激ムズ。

上級エクストラ50ステージをノーコンティニュークリアして上級エクストラに行き、その上級エクストラ10ステージをまたノーコンティニュークリアしなくてはならないのです。

それに、上級エクストラにはバナナがあまり落ちていないので、1UPは困難である故、ミスは実質許されません。

 

行くだけでもとんでもないくらい相当に大変(僕は未だにマスターステージに行けてません汗 しかし、最近出たリメイク版はマスターへ行く条件がだいぶ緩和されたので、リメイク版でマスターステージを楽しみました爆)だというのに、マスターの名に恥じず、マスターステージ10個の難しさも悪魔のようなレベル。

 

ボールの幅 1/10もないような激細の道があるステージ(マスター9)や、夥しい数の直方体がものすごい勢いでステージ上を移動するステージ(マスター8)、正方形の板がステージ上を回転しながら次々と分裂しては結合することを繰り返すステージ(マスター5)、高速移動する雀の涙のような面積の床やほぼ垂直に傾いた床、細くて長い上り坂と下り坂が組み合わさったステージ(マスター3;モンキーボール史上最も難しいと言われている)があったりと…難易度はこれまでのレベルをはるかに凌駕します。

1つのステージをクリアするだけでも何匹のおサルが犠牲になるのかわかりません笑

 

ゲームをクリアすると得られるスコアを使って、コンティニュー回数を増やすことができる(最終的には無限にできる)ため、一度マスターステージに入ってしまえば、諦めなければいつかは全クリできますが、それでもかなりの根気が必要になることは間違い無いでしょう。

コンティニュー回数は増やせても、クレジット数は増やすことはできないので、やっぱりマスターステージに行くまでが難しいことに変わりありません。

無限コンティニューができるようになった後は、マスターステージを全クリすることよりも、マスターステージに行く方が難しい(上級エクストラまでの60ステージをミス数2回以内に抑えてクリアする、バナナを集めて残機を増やしてもせいぜい4回くらいまでか)と言えるかもしれません。

 

…このように、初心者から上級者まで、それぞれ違った楽しみ方ができる、いいゲームになっております。

一つのステージをクリアするのにかかる時間が1分もないため、遊びたいと思ったときにサクッとお手軽に遊べるのがまたいいですね!

 

 

★操作について★

おサルの入ったボールを転がしてゴールに持っていくと書きましたが、実は操作するのはボールではなくステージ。

コントロールスティックを操作してステージを傾け、その傾きによってボールを転がして移動させるというシステムなのです。

一見変わらないように感じますが、この独特な操作方法により、ボールを動かす感覚が、キャラクターを直接操作する他のゲームの感覚とは異なっています。

具体的には、ボールがワンテンポ遅れて動き出すこと(ステージを傾けてから徐々にその方向に加速していく感覚)や、急ブレーキをかけられないこと、坂を登り切った後に急に加速する(登り切ったと同時にステージを逆向きに傾ければ、ある程度加速を抑えれられる)、坂を登る途中で加速できない(ステージを傾けられる最大の角度が決まっているため)、前方にバウンドしたときに飛距離を変えられる(ステージを傾けて着地点を変える)などといったものがあり、ボールを動かすのにもある程度慣れが必要ということです。

しかし、この独特な操作のおかげで使えるテクニックもあったりしますし、慣れればどうということはなく、おサルが入ったボールを意のままに操ることができることがむしろ楽しくなってきます。

 

 

★このゲームの魅力★

① 膨大なステージ数

先述したように、

初級:10ステージ+EX3ステージ

中級:30ステージ+EX5ステージ

上級:50ステージ+EX10ステージ+マスター10ステージ

の合計118ステージの大ボリューム!

エクストラやボーナスステージで使いまわしのステージはあるものの、全体から見ると極一部なので、ボリュームは満点!

 

② 多くのプレイヤーを唸らせるやり込み要素

先述の通りです。

 

③ 独特だけどクセになる操作感

これも先述した通り。

 

④ 好きな時に手軽に遊べる

先述しました(手抜きか?)。

 

⑤ 多彩なロケーション

宙に浮いているステージは、何もない空間にただ存在しているわけではなく、様々なロケーションを背景にして存在しています。

おサルたちが住む自然豊かなジャングル、夕焼け空が綺麗な仙界、眼下に大都会の夜景が広がる摩天楼、潜水艦が航行する深海、雲一つない青空が広がっていかにも暑そうな砂漠地帯、打って変わって寒そうな南極、黒雲が立ち込め激しい雨が降る遺跡、スペースコロニーと無数の星空が幻想的な宇宙空間などなど…様々なロケーションと、それに合ったBGMが流れ、プレイヤーを飽きさせません。

 

⑥ やくものへのこだわり

⑤と関連しますが、背景に置いてあるいわゆる“やくもの”が結構よくできています。

律儀に当たり判定もあったりして、ショートカットに利用することも可能なものも。

それに、ゴールのデザインがまた凝っているんです!

単に入るのではなく、ゴールにはテープが引かれていて、そのゴールテープを切ればクリア!…と同時にゴールに設置されているくす玉が割れて、キラキラの紙吹雪がおサルの入ったボールに降り注ぐ…という演出が素敵。

ゴールのデザインも、ステージの背景にあったデザインに変えられている(例えば、南極のコースだったらツララが生えていたり、砂漠のコースだったら遺跡のようなデザインになっていたり、摩天楼コースだったら派手なネオンサインが付けられていたり…といった具合)のも個人的には推せるポイントです。

 

⑦ステージの攻略方法はひとつじゃない!

コースをショートカットしたり、ギミックを利用したりすることによって、通常のプレイでは想定されていないような突拍子もないルートでクリアすることが可能。

ノーミス/ノーコンティニュークリアへの実用性はないかも知れませんが(もちろん、成功率が高く実用性の高いショートカットもあります)、いわゆる魅せプレイが楽しめます。

メモリーカードの容量がある限りリプレイも保存できるため、スーパープレイが出来たらリプレイで保存して後で鑑賞するという楽しみ方もGOOD!

 

⑧音楽がいい!

コースに合った音楽が用意されています。

 

 

⑨パーティゲームやミニゲームも楽しい!

おサルが入ったボールを転がしてステージをクリアする…というゲームがメインゲームというモードですが、『スーパーモンキーボール』には、メインゲーム以外にもパーティゲームやミニゲームといったおまけ要素も充実しており、おまけというには忍びないくらいガッツリ遊べます。

パーティゲームモードには、モンキーレース、モンキーファイト、モンキーターゲットの3種類のパーティゲームが、ミニゲームモードには、モンキービリヤード、モンキーボウリング、モンキーゴルフの3種類のミニゲームが収録されています。

 

モンキーレース:

その名の通りボールに入ったおサル同士で専用コースを周回するレースゲーム。

マリオカートよろしく、コース上に落ちているアイテムをゲットすれば、ダッシュしたり相手の邪魔をしたりすることができます。

モンキーファイト:

パンチンググローブを装着したボールに入ったおサル4匹で殴り合いをし、相手をリングの外に突き落とした回数で勝敗を決めるという白熱するアツいゲーム。

アイテムを入手すれば、グローブがでかくなったりリーチが伸びたりするなどの効果が得られ、自機をパワーアップできます。

モンキーターゲット:

滑走路からおサルの入ったボールを飛ばし、着陸した的の位置によって手に入る点数が変わる。何回か飛んで合計得点が最も高いおサルが優勝。

 

いずれのゲームも、友達や家族みんなで集まってワイワイ遊ぶのももちろん楽しいですし、一人で遊んでも充分楽しいゲーム内容となっています。

 

 

⑩救済措置がある!

上級ステージがいくら難しいとはいっても、エクストラステージさえ目指さなければ、時間をかければクリアすることが出来るようになっています。

というのも、先ほども述べましたが、ゲーム中で得られたスコアを使ってポイントをため、ポイントをコンティニュー回数の増加に増やすことが出来るからです。

最終的にはコンティニュー回数が無制限になるため、エクストラ/マスター以外のステージは、時間さえあればいつかは全クリすることが出来るます。

また、プラクティスモードが実装されているため、苦手なコースを好きなだけ練習することが出来、それがゲームの上達にもつながります。根気よく練習を重ねていけば、いつかはノーコンティニューで上級の全コースをクリアすることが出来、エクストラへ進める時が来るかも知れません。

そういった救済措置があるのがいいポイントです。

 

⑪コンペティションモード

コンペティションモードというのも収録されており、2~4人で同時にプレイしてコースをクリアする時間を競うというモードです。

盛り上がること間違いなし!

 

⑫キャラクターがかわいい!

可愛らしいデザインのおサルのキャラクターのおかげで、ゲームの厳しさとは裏腹に、ちょっと癒されます笑


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