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Channel: ころころな趣味。
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なんと○○○○を発見!?地元でチャリ探索!(2)

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サターン SC2クーペ(E-S8ZC)

1997~98年式

家より半径5km圏内にて 2013年1月20日撮影


エブリイを撮影した後、国道沿いをチョロっと走り、海沿いに行ってみようと思ったので小路に入ると、小学校スグ近くにある駐車場に放置されているレア車を発見しました。


その名も、サターンSC。そもそも「サターン」というメーカー自体知っている人は少ないのでは?と思いますが、サターンというのは、アメリカのゼネラル・モーターズの一ブランドで1985年に発足しました。

自動車の販売は1990年からで、Sシリーズが最初の車種でした。独自の設計思想を持ち、特徴的なデザインのクルマを設計したり、ディーラーのサービスを良くしたりするなどで、人気のあるブランドとなったのです。しかしながら、GMの経営破綻によって売却または廃止を余儀なくされる状況となり、2010年にサターンブランドは僅か25年という短い歴史に終止符を打ちました。


このクルマは、サターン最初のクルマ、Sシリーズの2代目です。Sシリーズは、当時アメリカで売れていた小型車クラスの日本車や韓国車に対抗するために作られたもので、アメ車の中では相当良い燃費を叩き出し、リーズナブルな価格設定も相俟って大ヒットを記録しました。Sシリーズには、SL(セダン)とSW(ワゴン)とSC(クーペ)の3種類があります。これはSCですが2代目はSC2と呼ばれました。1998年にはMCを施し、RX-8にあるような観音開き型のドアが大きな特徴です。グレードは3種類あるのですが、どれであるか分かりませんでした。

アメリカ市場では大いに歓迎されたサターンでしたが、日本ではディーラーの対応の良さは話題になったものの、クルマ自体はあまり売れなかったようで、1997年に参入して2001年に撤退するという、異例の短期間展開となりました。


ナンバーこそ付いていたもの、タイヤはパンクしていたり、塗装のコーティング(?)が剥がれていたり、何故かフロントガラスが真っ白になっていたりと、どう見ても放置車テイストでした。何だか勿体ないですねぇ。日本では、サターン車の補修部品が少ないらしいので、是非貢献してもらいたいものですが・・・。


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