三菱 ミニカ360デラックス(LA20)
1964~67年式
山梨県甲府盆地にて 2013年3月23日撮影
前回のミニキャブたち がいたエリアには、まだサブロクの草ヒロがいました。それは初代ミニカです。あの2台を発見してすぐに見つかったので、結構な密度だと感動しつつも撮影に洒落込みました。
初代ミニカの草ヒロは、実はこれが初発見でして、見ているようで意外と見かけないクルマなんですよね。同じ顔の三菱360は何台か見つけているので、初代ミニカも多く見つけているかのように錯覚しているのでしょう。
顔からして中期型、グレードはメッキパーツ類が多いのでデラックスですね。もともとミニカにはデラックスしかなく、1966年に、メッキパーツを少なくしたスタンダードが追加されてデラックスというグレード名が付きました。朽ち具合はグッドなコンディションを維持しているようで、残っていて欲しい部分はしっかり残っていながらもボディは美しく錆びていました。
1枚目の写真はミニカの足元に芝桜が咲いているよに見えて、メルヘンな雰囲気を醸し出し、2枚目の写真は石垣の上にミニカが朽ちているように見えて、ハードな雰囲気を醸し出しており、撮影するアングルによって雰囲気が変わるのが面白いですね。撮影時期がもう少し遅ければ、桃の花が咲き乱れて3枚目の写真は更にメルヘンチックになっていたことでしょう。