ハンバー セプターMKⅡ
1965~67年式
茨城県県北地域にて 2013年4月29日撮影
国道沿いに突如現れた、謎の外車ヤードの旧車たちも今日で最後。最後のトリを務めるのは、やはりイギリス車で、やはりルーツ自動車グループの一員、ハンバーが販売したセプターというクルマです。
そしてまたやはり、イギリス車に精通している方でない限り、「ハンバー?何じゃそりゃ?セプター・・・トヨタの?」とか思われる方も多いでしょうが、簡単に説明するなら、先週紹介した「シンガー・ヴォーグ」の兄弟。ベースである「ヒルマン・スーパーミンクス」のお顔をチョコっとイジってハンバーブランドで販売したのがコレです。つまり、スーパーミンクスとヴォーグとセプターは3兄弟ということですね~。
確かに、フロントデザインはヴォーグと全く別物ですが、サイドからリアにかけてのウィンドウやテールのデザインを見ると、ベースが同じだということが分かるのではないでしょうか。
これまでのように、色々と調べたところ、MC後のMarkⅡだと分かりました。最大の違いは顔。他にはエンジンが違ったりしますが、外見では判別できませんよね。
MKⅠは完全にヴォーグと同じ顔をしていて、エンブレムしか違いが無かったのですが、MKⅡではご覧の通り全然違う顔になって差別化が図られました。・・・とは言っても、ベースとなったスーパーミンクスをご存知の方なら分かるでしょうが、このMKⅡの顔はスーパーミンクスと同じものです(汗)。まあ、丸目4灯になったり、グリルが豪華になっているので全く同じではないですが。
来週からは、ホンダコレクションホールにいたクルマ達の中から、僕的目線で選んだ20台(予定)を紹介していこうと思います。