ホンダ シティR(E-AA)(右)
1981年式
ホンダ シティカブリオレ(E-FA)(左)
1984年式
ホンダコレクションホールにて 2013年4月29日撮影
ボディの幅に対して背の低いクルマが多かったこの時代、当時としては異例の背高ノッポのクルマとして登場したのが初代シティ。トールボーイとか言われていました。クルマの背が高いのは、今では当たり前になってしまっているのですがね。
初代シティは80年代らしくスクエアなボディでしたが、ライトは丸目で可愛らしいデザイン。小さなボディとカラフルなボディカラーも相俟って、女性ウケが良かったようです。後に、ただ小さくて可愛いだけのクルマじゃないぞと言わんばかりにターボモデルも追加されました。特に、ブリスターフェンダーを装着した通称「ブルドッグ」ことシティターボⅡは110psを発生。今の軽自動車と同等かそれ以上に軽くて馬力は上なのですから、走りはさぞ楽しかったことでしょう。
この時はターボとターボⅡは置いてなかったので、今回紹介するのは大人しい普通のシティと、ボディだけはターボⅡがベースのカブリオレのみ。
カブリオレは12色ものカラーが用意されていたようで、ピンクや黄緑が設定されていたのは特筆すべきですね。
特にこのエメラルドグリーンのような色のカブリオレに関しては、僕が旧車にも興味を持ち始めて間もない小学2年生の頃、家(アパートの6階)のベランダから見下ろせる駐車場にこの色のカブリオレがたま~に止まっていて、親のケータイを借りて撮影までしました。その頃はシティという名は知っていたものの、カブリオレがあることは知らなかったので、子供心に不思議に思いながら撮影したという思い出があります。なので、シティカブリオレはこの色のイメージが強いです。
シティのみの画像。
隣にいるちっさいバイクはモトコンポといって、シティに積めるバイクとして話題になりました。
カブリオレのリアです。