今回の番外編は、道路標識です。
この探索中に1枚、イイ感じのものを見つけたので紹介します。
軽自動車が1台やっと通れるかのような狭隘道路を走っていますと、見通しの悪いカーブに差し掛かりました。・・・すると、珍しい標識が!
警笛鳴らせ(328)
神奈川県西部にて 2014年11月3日撮影
この場所では、警音器を鳴らさなくてはならないことを示す規制標識、「警笛鳴らせ」です。
つまり、この標識があるカーブに差し掛かる際にクラクションを鳴らさないといけないのですが、クルマが通るたびにプープー鳴ることになってしまうため、殆どが山奥の道に設置されるという、中々お目にかかれないレア標識です。
いくら山奥の道とは言っても、センターラインで仕切られているようなちゃんとした道では、対向車に自分の存在を知らせる必要はない為、一車線の道路ぐらいにしか設置されません。しかも、そういった道も開発されて拡張されてしまうと、標識の存在意義も無くなるので、未来永劫存在できるとは限らない標識なのであります。
この個体は、かなり長いこと西日に晒されているのか、青色が白色に色褪せてしまっています。また、錆も発生し、支柱から外れて地面に落ちているなど、今もこの標識の効力があるのかさえ分からない状態でした。
道路全体の様子はこんな感じ。
一車線で離合が出来ない上、カーブミラーも設置されていないなど、「警笛鳴らせ」が設置されるに相応しい場所でした。