フォルクスワーゲン 1303(ビートル)
1971~75年式
房総半島にて 2014年5月4日撮影
コンドルやアトラスがいた廃車ヤードには、あともう1台撮れ高の大きい旧車がいました。
言わずと知れたドイツの名車、フォルクスワーゲン・ビートル。
ビートルはほぼ同じ形のまま長きに亘り生産されたクルマなのですが、よくよく見てみると年代によって結構デザインが違うのです。
例えばこの個体は、フェンダー上にウインカーがあり、通気口が三日月形なので、かなり後期のものということが分かります。このウインカーは、1975年以降になるとバンパーに埋め込まれるのですが、それがビートルの最終形なのです。
一度違いを覚えてしまえば、年式の判定は簡単。寧ろ楽しくなってきます。
程よく草に埋もれた黒光りするボディは、さながらこれから冬眠に入ろうとしているカブトムシのよう。
・・・時期は全然違いますけどね(汗)。
ここからはビートルは見えませんが、セレナの横にちゃんといます。