スズキ フロンテ７１ＧＬ－Ｗ(LC10WGL)（１枚目・３枚目奥）
１９７１年式
三菱 ジープショート(J3R/J3DR)（２枚目・３枚目手前）
１９７３～９８年式
長野県上田地域にて ２０１４年３月２０日撮影
小さな軽自動車と大きなＲＶという面白い組み合わせを見つけました。
フロンテの方はナンバーが外され、ビニールハウスの骨組みの中で余生を過ごしていましたが、ジープの方はナンバー付きの現役個体という、現在の境遇まで対照的な２台でありました。
このフロンテは、コークボトルと呼ばれたグラマラスなボディが特徴的だった２代目とはキャラクターを変え、スティングレールックと呼ばれたシャープなボディを売りにした３代目です。
３代目フロンテは、２代目のミニカと同じように販売された年代によって名称が変わります。例えば、１９７０～７１年にかけて販売されたモデルはフロンテ７１、１９７１～７２年にかけて販売されたモデルはフロンテ７２と呼ばれるような具合です。
ちなみにこの個体は、グリルのデザインよりフロンテ７１だと分かり、テールのエンブレムより水冷モデルのＷシリーズ、そしてＦバンパーにモールが装着されていて砲弾型ミラーでないことから、中堅グレードのＧＬだというところまで判断出来ました。
ジープは少し錆も出てきて塗装が色褪せるなど、さすがに年月の経過には逆らえないといった感じでしたが、耐久性が売りのジープの事ですから余裕で動くことでしょうね。
あまり詳しくないので、ジープに関しては大まかな年式までしか割り出せませんでした（汗）。