2月6日は、今日の朝も連載しました「草ヒロ“撤去”物語」でお馴染みの、山中湖太郎の誕生日でしたが・・・
今日、3月30日は・・・
「草ヒロ物語3」で登場するレイレイこと、清里玲の誕生日!
(この前のノリで、ちょっとしたSSを展開したいと思います。・・・つまらないものですが、読みたい人は読んでいってくださいな。)
誕生日、おめでと~う!
清里 「ありがとうございます!ころ兄さん♪」
(こ、ころ兄さん・・・?)
清里 「・・・これで僕も、16歳から17歳になるってことですよね!」
・・・な、何を言うのかね玲君よ。・・・き、君はずっと16歳のままだよ?・・・ねっ?
清里 「え~なんでよぉ~。僕早く大人になりたいのにぃ~。」
まぁまぁ、そういう気持ちも分かるけどさ・・・とにかく君はずっと16歳!そういうことなんだよ!
清里 「そうなのぉ~?なんで~?」
・・・も~!キャラクターは、そういうことを聞いちゃいけません!ハイ終わりぃ!
清里 「もう・・・ころ兄さんのイジワル・・・。」
ずっと若いままってのも、そんなに悪くないと思うよ?
清里 「えっ・・・?」
僕なんか、これからもずっと歳食ってくばかりでさ・・・今年でもう20歳なんだわ。まあ大学も楽しいけどさ、なんだかんだ言って高校の時が一番楽しかったような気がするし、ずっと高校生の玲が羨ましいよ・・・。
清里 「ころ兄さんって、年取るんですか?」
・・・・・・。・・・・・・あっっったり前でしょーが!!何を言い出すかと思えば・・・!・・・君とは住んでる世界が違うんだっての!だから普通に年も取る!
清里 「・・・え?僕も日本に住んでますけど・・・。日本じゃないなら、ころ兄さんは一体どこ住んでるんですか?」
・・・あ~もう!・・・と、とにかく、この話は終わりね!
清里 「は~い・・・。」
ところでさ、なんかプレゼント貰った?
清里 「お・・・!いい質問!沢山貰ったんだ~♪」
へぇ~、いいね!その話、聞かせて聞かせて!
******
―朝―
清里 「ゆう!おはよ~!」
飯田 「よお!」
清里 「なんか今日、割と寒いよねぇ~」
飯田 「そうだな。もう4月だってのに、まだこんなに寒い日があると参るよな。・・・あ、ところできよ。今日、お前誕生日だろ?」
清里 「あっ・・・うん、そうだよ!覚えててくれたんだ!嬉しいな~♪」
飯田 「当たり前だろ・・・。・・・ほら、コレ。お前甘いモン好きだったろ?・・・おめでと。」
清里 「・・・あ、ありがと~!僕の大好きなアメ(←今回貰えるプレゼントはこれだけじゃないよ。今後の為にも、すべて覚えておこう!)だ!こんなプレゼントまで・・・マジありがと!」
飯田 「少なくて悪いな・・・。」
清里 「いいのいいの量なんて。気持ちさえこもってくれてればさ!」
―昼休み―
東御 「玲!お前今日誕生日だったよな?・・・ほら、オレのおごりだ・・・!」
清里 「わ~!チョコだ!購買?」
東御 「おう!お前甘いの好きだろ?喜ぶと思ってさ!誕生日おめ!」
清里 「ありがと~!こりゃ大気の誕生日にもお返ししなきゃね!」
東御 「へへ・・3倍返しでよろ!」
清里 「そんなぁ~。せめて倍返しじゃ・・・?」
東御 「うそだよっ!気持ちがこもってりゃなんでもいいっての!」
大磯 「きよ!俺からも、誕生日プレゼント!」
清里 「わ~!メロンパンだ!しかもクリームが入ってるやつじゃん!購買のでしょそれ?」
大磯 「うん!きよは甘いの好きでしょ。だからきっと喜ぶと思ってさ!誕生日おめでと!」
東御 (俺とおんなじこと言ってんな・・・)
清里 「ありがと~!僕、しんちゃんの誕生日に好きなの買ってあげるよ!」
大磯 「ヘへ・・。楽しみだわ~。」
東御 「心也さん・・・聞くところによると・・・玲って、誕プレを倍にして返ししてくれるらしいですぜ・・・!」
大磯 「マジ!?・・・もっと楽しみになってきたわ~www」
清里 「ちょっと大気ぃ~!?」
藤沢 「オイきよ!おれっちのありがた~い誕プレだっ!・・・しっかり受け取れよぉ~!!ホイィ~!」
清里 「うわっ!」
藤沢 「ナ~イスキャッチィィ!」
東御 「ウェーイwww」
清里 「も~、いきなり投げないでよ~。ビックリしたじゃんか~。」
藤沢 「アハハ、わりぃわりぃw 一刻も早く渡したかったんだよっ!」
清里 「ハハ・・・ツヨシらしいね・・・。ま、まあ、その気持ちは嬉しいよ・・・。」
大磯 「・・・で、気になるその中身は・・・!」
東御 「やっぱり甘い物なのか・・・!?」
清里 「どれどれ・・・。・・・あ!まるごとバナナだ!これおいしーんだよねぇ~。ありがと!」
藤沢 「甘いもの好きのオメェならきっと喜んでくれると思ったさ!おれっち嬉しいぜぇ~!」
東御 「・・・にしても、沢山貰ったな!」
大磯 「昼休み中に全部食べるの?」
清里 「いや~、お弁当食べたばっかだし、ちょっとずつ食べよかな。」
大磯 「さすがにそうだよね~。」
清里 「あ~、牛乳かなんかが欲しい・・・。絶対これ口ん中パサパサしちゃう・・・」
小海 「あの・・・れいれい!ぼくからのプレゼントだよ。・・・これ、どうぞっ・・・!お誕生日、おめでと・・・!」
清里 「晴くん・・・!」
東御 「ヘェ~。晴からもプレゼント貰えるなんてな~。この色男め~!」
大磯 「それな~。・・・んで、プレゼントって何だったの?」
小海 「袋から出してみて・・・。」
清里 「なんと・・・イチゴミルクでーす!ちょうど飲み物が欲しいと思ってたんだよ~。ありがと~、晴くん!」
小海 「どういたしまして♪喜んでもらえて何より・・・!」
藤沢 「でかしたぞ!晴!オメェの誕プレのお陰で、きよが救われた!」
小海 「えへへ・・・そんな大袈裟なぁ~。」
東御 「ところで、なんでイチゴミルクなんだ?・・・やっぱり玲が甘いもの好きだからだろ?」
小海 「それはね・・・イチゴミルクって、ぼくが好きな飲み物だからさ、れいれいも好きかな~って思って。それに、購買に行ったらね、イチゴミルクが飲みたいな~ってふと思ったんだけど、その時れいれいが誕生日だってことも思い出して。それで、2個買ってきちゃったんだ・・・!」
藤沢 「なんなんだよその理由~!やっぱり晴は面白いなオィ~!」
大磯 「でも丁度、きよが欲しいって思ってたやつだから良かったじゃん!」
東御 「まさに、以心伝心ってやつだな。」
小海 「へへへ・・・。」
清里 「それじゃ、皆さんのご厚意に感謝しまして!いただきます!・・・いや~、こんなに甘い物に囲まれるなんて、幸せ~!」
藤沢 「甘いもんばっか食い過ぎて太るんじゃねぇぞ~?」
大磯 「折角のスリムな体形が台無しになっちゃうからね~。・・・太っちゃったら、綾ちゃんに嫌われちゃうよ~?」
清里 「大丈夫だよ~。僕、食べても食べても太らない体質ですから!」
小海 「へぇ~いいなぁ~。」
大磯 「晴くんは全然太ってないでしょー!もう・・・!」
小海 「ふふふ・・・。」
東御 「・・・やっぱ今日の夜は、綾と過ごしちゃう系っすか・・・!?」
清里 「えへへ~さあね~?」
藤沢 「こいつ~!はぐらかしやがってぇ~。正直に言えよ~!あ~?」
清里 「まあ、帰りは一緒に帰ることになってるんだけどね~。みんなも一緒に帰る?」
東御 「いやいや~今日はやめときますわ~。お二人の仲を邪魔しちゃマズいんで・・・!なぁ?」
一同 「うんうん!」
清里 「・・・じゃあ、今日はお言葉に甘えて、二人っきりで帰りまーす!」
一同 「ヒューヒューwww」
さて、ここまでで玲が貰ったプレゼントは何だったかな~?
ここで、おさらいしておこう!
ちゃんと思い出せたら、続きを読もう!
―放課後―
笛吹 「・・・あ!レイレイ!お誕生日おめでと~!」
清里 「ありがと~!待った?」
笛吹 「全然!それに、レイレイの為だったら、何時間でも待つよっ!」
清里 「フフ・・じゃ、帰ろっか!」
笛吹 「うん!・・・あ!そうだ!誕生日プレゼント・・・!」
清里 「おっ、それそれ!・・・さて、何かな~?・・・楽しみにしてたんだよ~、スイちゃんのプレゼント!」
笛吹 「じゃーん!レイレイの好きな甘い物バリューセット~!」
清里 「うわっ!凄い・・・?!」
笛吹 「チュッパチャップスに、キットカット・・・そんでメロンパンに、まるごとバナナ、そして・・・イチゴオレ!」
清里 「うっ・・・うっそー!?ありがと~!まじビックリだなこんなんくれるなんて!」(えぇ~・・・こんな偶然あり!?・・・まあ、嬉しいけどさぁ・・・。)
笛吹 「どういたしまして!」
清里 「ありがたくいただきます・・・!」(また同じの食べるのか・・・。)
笛吹 「・・・あれ?・・・レイレイ、なんかあんま嬉しくなさそう・・・。」(やっぱ食べ物だけじゃダメってことか・・・!)
清里 「そ、そうかな・・・?ぼ、僕・・・とっても嬉しいよ!」(ぎくっ・・・!)
笛吹 「ダメだよ嘘ついちゃ~!口に出さなくても、レイレイの考えてることなんかお見通しなんだから!・・・そんなレイレイのために、これ!頑張って作ったんだ・・・!」
清里 「え!?・・・この、ぬいぐるみ・・・スイちゃんが・・・?」
笛吹 「もちろん!わたしに会えない時でも、淋しくないように・・・。わたしのぬいぐるみ、作っちゃった・・・!似てる・・・?」
清里 「・・・うん!そっくりだよ!本当にありがと~!・・・スイちゃんに似て凄く可愛いよ~!・・・これから毎日、抱きしめて寝ちゃおっかな!」
笛吹 「・・・えへへ。喜んでもらえてわたし凄く嬉しい!・・・・・・!」
清里 「・・・・・・。」
******
清里 「・・・という訳なんです!」
へぇ~、良かったじゃん!食べ物だけじゃなくて、ぬいぐるみまで作ってくれるなんて!ホントに綾と玲はお似合いのカップルだね!
清里 「えへへ・・・^ ^」
改めて、誕生日おめでとう!「草ヒロ物語3」では、宜しく頼んだぞ!
清里 「大丈夫ですって!上手くやりますよっ!」
・・・って、そう言えば、3月30日って春休みじゃん・・・!
・・・と、この話を書き終わってから気付くのでした・・・。
・・・なぁちょっと玲、お前の誕生日、一ヶ月遅らせていいか?
清里 「突然なんなんですか~ころ兄さ~ん。そんなこと出来んの~?」
僕と君とじゃ、住んでる世界が違うからね・・・!
清里 「またそれですか・・・。」
昼休みで登場したヤツら。
もちろん、誰が誰だか分かるよね?
☆清里玲と、ゆかいな仲間たち☆
【大気】
硬式テニス部に所属するインテリ野郎。
割と結構勉強が好きで尚且つ得意。特に、生物と化学が好きみたい。
弓道部の先輩の彼女がいて、“男子校生だけど彼女持ち”ってとこに自惚れてる。いちいち鼻につくヤツ。
玲とは、小学校の時からの幼馴染なのだ。
【剛志】
身長180cmを超えてる、高1にしちゃ大柄のハンドボール部員だ。こう見えてソフトテニス部も兼部している。
毎日のキツイ練習で鍛え上げられた上腕二頭筋で繰り出されるパンチは、クラスでピカイチの威力だァ!
・・・けどよ、気さくで面倒見の良い性格だから、ケンカは売らねぇし、ガタイの良さから売られることも滅多に無いんだゼ。
【玲】
皆さんご存知のアイツ。「草ヒロ物語3」で登場予定。
【晴】
身長が150cm台の、高1にしては小柄なソフトテニス部員。
とってもお人好しで、とっても優しくて、とっても可愛い男の子だよ。
クラスの中では、マスコットキャラ的な存在で可愛がられているよ。
彼女はいないけど、小大笑女学園に通う双子の妹がいるから笑女生の一部に知られていて、みんなの弟的な存在として人気なんだよ。
【心也】
玲と同じくバスケ部所属の、幼稚園から玲の幼馴染!
いっつもチョロついている、ヤンチャないちびりくん。
天真爛漫な性格で身軽さを武器とした運動が得意。
だけど、性格・運動に関して問題ナシでも勉強には難アリのおバカさん。・・・だから、宿題やテスト対策は大気に頼りっきり!
・・・ってなワケで、大気には借りを作りまくっているから、いつかは返さないといけない時が来るんだろうね!
放課後
放課後、笑女の校舎前で待ち合わせてしていた二人。綾が一所懸命に作ったプレゼントは、玲に喜んでもらえたようです。
(Are sou ieba, nimotsu tte doko ni ittandarou? Ningyou wa aru kedo Kaban to ryukku ni soshite okashi ga nai na...)