今回の番外編は、街で見かけたヘンなモノ!
さて、まずは・・・
廃墟・・・!
国道沿いにデンと構える大きめの廃墟。元クラブのようです。
恐らく、バブルの崩壊とともに潰れたのでしょう。
清里高原にて撮影。
清里高原は1960年代の旅行ブームで、オシャレな避暑地として人気を博し、色々なリゾート施設が建てられて盛隆を極めましたが、ブームの終焉と共に人々が去っていき、多くの建物が廃墟となりました。・・・しかし、1980年代に入るとバブル景気の訪れでで再び人気が再燃。しかし、ご存知の通りバブルの崩壊で再び観光客が減少。バブル期に建てられた施設で人気が急落したものは、次々と廃墟になっていきました。
・・・という事情があるため、清里高原に限らず、観光地にある廃墟に60年代の建物と80年代後半~90年代前半の建物が多いのは、そういった理由があるからなのです。
この土産屋の廃墟は、恐らく90年代に建てられたものでしょう。清里高原のメインエリアから少し外れたところに位置するため、客入りが少なくなり、遂に廃業してしまったものと思われます。
清里高原にはこれだけではなく他にも幾つもの廃墟が未だに建っています。しかし、再開発も近頃盛んになってきているので、解体される前にすべて取り終えておきたいものです。廃墟を取り巻くその辺の境遇は、草ヒロのものとよく似ています。
廃墟は以上の二つで終了ですが、今回の“街の変なモノ”カテは廃墟だけに留まりません。
ブログで紹介するのは初となる、古看板(キリスト看板ではありませんよ!)。
田舎へ行くとよく見られる光景。
トタンの掘っ建て小屋や古い蔵・塀などに、キリスト看板と共に貼られている古い看板たちです。
有名なのは、キンチョールやボンカレーなどの商品の広告が描かれた金属板を琺瑯加工(厳密な意味とは違うものも含みます)して建物に貼り付ける、ホーロー看板というのがあります。今でもレトロな雰囲気や数多くの種類があるのが好まれ、全国に多くのマニアがいますが、今回紹介するのはホーロー看板ではなく、また別のレトロ看板。
左下にある、消費者金融(いわゆるサラ金)の広告看板。クレジットのワイドこと、“ワイド看板”です!
消費者金融系の広告看板は結構種類が多く、それを専門に集めている看板マニアもいるくらいで、“ワイド”は消費者金融看板の代表格の一つです。
他にも、紅白のシンプルなデザインが特徴的のマルフクや、爽やかに微笑む“グリーン姉さん”がマスコットのグリーン信販といった看板も有名であり、特にマルフクの看板は日本全国津々浦々・・・どこでも見られます。
そこいくとワイド看板は、マルフクほど見掛けないわけでもなく、かと言って全く見かけないわけでもない・・・そしてバリエーションもそこそこある・・・というように、イイ感じの塩梅でマニア心をくすぐってくれるのですよ・・・!
この会社は既に存在しないようですが、看板はまだまだ放置されているので、皆さんも探してみては・・・!?
今回発見したワイド看板は、最もよく見かけるタイプ。
“なべおさみ”というタレント(ワイド看板を知るまで知りませんでした・・・汗)がマスコットになっており、バリエーションとしてはなべさんのポーズや服装が異なっているパターンがあるらしいです。この看板は、“カードでお金”のチラシでなべさんの顔が隠されているのがチョット痛いポイントでした。
お知らせ
本日の18時より、番外編2をお送りします。
そのテーマは・・・道路です!乞う、ご期待(?)!