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草ヒロ“撤去”物語2(8)

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前回の話

「草ヒロ“撤去”物語」を知らない人はコチラへ。

キャラクターの顔が見たい人はコチラコチラ

 

秘書 「信濃様。梅林を抜け出したら、住宅街のような所に迷い込んでしまいましたが・・・。」

上田 「草ヒロ、あるんですかね~。」

ボス 「前回のDSのときだってそうだっただろ?案外あるのだ・・・!こういう所に珍しい草ヒロが・・・!」

山中 「・・・ボ、ボス、見てください!ボスがそうおっしゃった矢先に・・・!」

ボス 「おぉ!まさか・・・!」

山中 「草ヒロっすよ・・・!」

上田  「えぇ~!?あれは・・・!」

 

 

 

No.017
日産 スカイライン
ジャマレベル:★★★★☆(私有地内にはあるが、駐車場の半分を占拠している!)
景観悪レベル:☆☆☆☆☆(少し錆がある程度で、パッと見では現役・・・?この状態じゃ、レストアも夢ではないだろう。)
貴重レベル:★★★★☆(人気のある6気筒のハコスカだから、こんなに状態の良い放置車はかなり貴重だぞ・・・!)
総合評価:これは・・・コレクションスペースに是非とも持っていきたい個体だ!

 

山中 「・・・ハコスカだ!」

上田 「草ヒロではなくて放置車ですけど・・・」

ボス 「いやいや・・・こんなに状態の良いものは中々残っていない!人気車種なのに部品も完璧に残っているしな・・・。」

上田 「撤去するんですか・・・?」

ボス 「もちろんだ!一目で気に入った!これはコレクションスペースに移動だな・・・!ククク・・。」

秘書 「今回もコレクションを獲得できて良かったですね。」

ボス 「ククク・・これだから草ヒロ探索はやめられぬ・・・。とりあえず、景観を乱しているという名目で撤去すれば問題ないだろう。というか、私は草滅会の本部長だから、自由に出来るのだ・・・。」

上田 「ですよね!あのお方も、汚い放置車を撤去するのだから問題ないと仰ってくれるはずですし。」

ボス 「そうだそうだ。」

秘書 「一応確認しておきましょうか。」

ボス 「む・・・。まあ、一応頼む。」

秘書 「承知致しました。」

ボス 「ああ上田。ここの住人には、こう伝えておいてくれ。」

上田 「はい、何でしょう?」

ボス 「・・・・・・、・・・・・・、・・・・・・・。」

上田 「わかりました!」

ボス 「こう言えば、大体の持ち主は手放してくれる・・・。畑にあるものや、不法投棄物は無断で撤去するが、さすがに今回の場合ははばかられるからな。」

山中 「流石はボス!思い遣りのある配慮が出来ていらっしゃる!」

ボス 「もし、あれを伝えても引き下がらなかったら、カネで買収しろ。糸目は付けないでいい。このハコスカはなんとしてもコレクションしたい・・・!山中、一応お前も一緒に行ってやれ。」

山中 「かしこまりました!」

上田 「コレクションが増えた方がにぎやかでいいですしね!」

 

・・・その後、この草ヒロは撤去されてしまったそうな。  
 
“その後の様子”(ストリートビューではありません)
 
綺麗サッパリ消えました。・・・が、画像が用意できていません。いつか時間のある時に用意します。ホントに・・・!
 
つづく
 
「この物語、そしてこの物語に登場する団体・登場人物は私を含めてフィクションだ。実在するものとは、一切関係無いからな。」
「なんか、最近、撤去の様子が見られないんですけど・・・。」
「・・・作者は一体何をやっているのだ・・・!?前回もそうだったし、このままでは草滅会の信頼も堕ちてしまうぞ・・・。」
「いつかは用意するんで、もう少しお待ちを・・・!」

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