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Channel: ころころな趣味。
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めがね橋・伊香保自動車博物館+おまけの佐久探索(10)

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火曜日にお知らせしましたように、今週から毎週日曜日は数回だけ、このドライブで発見した草ヒロ達を紹介していきます。

 

 

 

 

スズキ スズライトバン360(FE)

1963~68年式

長野県佐久地域にて 2014年5月24日撮影

 

畑へと続く細い畦道沿いに鎮座していた草ヒロ。

畑の貴重なスペースを物置に取られたくないと考えたのか、タイヤは抜き取られ、ボンネット部はエンジンルームごとまるごとゴッソリ外されていました。

ただでさえ小さい軽自動車なのに更にコンパクトになり、物置草ヒロの究極進化形の様になっていました。元々はちゃんとしたクルマでも、物置の道を究めるとこうなってしまうのでしょう。

 

車種はスズキ初の乗用車:スズライト全面改良したニューモデル、2代目となるスズライトでした。また、スクエアなボディ形状だったので、スズライトフロンテが登場した一年後の1963年以降のモデルだというところまで分かりました。

現在のアルトバンのご先祖様ですが、そんな貴重なクルマがこのような状態になっているのは少し残念ですね・・・。

草ヒロとして初めて見る車種なのですから、もう少しシッカリしてほしかったところ。・・・しかしまあ、ちゃんと職務が与えられているだけでも、このクルマにとっては幸せでしょうけどね。そしてその様子を見ることが出来たことに感謝しましょう。

 

 

・・・ところで、この草ヒロを見て

「これ、どんな顔してたの~?」

「これホントにスズライトなの~?」

などと思われた方は、スズキ歴史館にいた同じ車種(年式まで同じかは分かりませんが)である、こちらの展示車両をご覧下さい。

 

フロントはこう・・・!

 

リアはこうなっています。

ボロボロでもせめてフロントは残っていてほしかったところです・・・!

 

 

 

リアの造形が同じであることが分かりましたでしょうか?

三菱360もこの辺にこの形のテールランプが付いてはいますが、若干下なのでやはり、スズライトということで決まりですね。

 

 

何のランプでしょうかね・・・?

 

 

 

畦道脇に佇む・・・。


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