先週は日産のボンネットバスをご紹介しましたが、今週は日野のボンネットバス2台をまとめて紹介いたします。
日野 BA14
1958年式
福山自動車時計博物館にて 2013年8月5日撮影
日野 BH15 改
1961年式
福山自動車時計博物館にて 2013年8月5日撮影
どちらも全く同じモデルに見えますが、フロントウィンドウの形状が大きく異なっていたり、フォグランプの位置が異なっていたりと、よくよく見ると結構違いが多いです。
オレンジ色のカラフルな方には2006のエンブレムが付いていましたが、2006年にレストア終了して王道復帰したということでしょうか。…それとも、2006年に行われた何らかの旧車イベントに出場した記念に付けたエンブレムでしょうか。どういういきさつで装着されたかは不明ですが、いずれにしろ僕がまだ小学2年生の頃の遠い昔の出来事のようです。
それでも、このボンネットバスたちにとっては、16年も前の出来事など本当に最近のように感じているのでしょう。
ちなみに、BH15の型式に改が付いているのは、秋田県にあった廃車体を再生する際にエンジンを別の型式のバスから移植したためだそうです。復元前の画像を見たところ、かなりボロボロでしたが、良くここまで綺麗に再生できたものだと思いました。