トヨタ 木炭車(型式不明)
1950年式
福山自動車時計博物館にて 2013年8月5日撮影
これまではバスを紹介してきましたが、今回はバスなのか何なのかよくわからないクルマを紹介します。
ボディはバスっぽいですが、屋根がありませんし、座席も見当たりません。かといってトラックというわけでも…。
というように、このクルマの型式的な詳細は一切不明ですが、機械的な詳細は備え付けの説明板に克明に記されております。はてさて、このクルマは一体何なのでしょうか…?
(※年式はボディに書かれておりました。)
…だそうです(丸投げでスミマセン)。
ガソリンが不足していた当時、木炭車は別に珍しいものでもなく、いろいろなメーカーが製造していたようです。もしくは、電気自動車を製造することでガソリンの不足を凌ぐメーカーもありました(代表的なメーカーは、たま電気自動車)。
この説明板を見るに、どうやらこのどうみても廃車にしか見えないボロボロなクルマは、一応現役(だった)ようです。…とはいえ、最後に稼働した(と思われる)のが、1988年なので、それが本当だとするともう30年も動いていないわけですね。福山さんのことですから、もしかしたら現在でもたまにオペレートしているのかも知れませんが、見た目はどうあがいても放置車のそれですね汗
サイドにはチチヤスヨーグルトの文字が。
"牛乳キャップ"の収集家の方なら一度は聞いたことがあるであろう会社です。赤と緑の目立つ配色に、ミルククラウンの形状をモチーフにした枠が特徴的な"チチヤス特濃牛乳"のキャップが特に有名なのです。
僕はチチヤス社のふたは未入手ですが、いつかは手に入れたいところであります。