日産 ダットサン・ブルーバードバン デラックス(410)
1963~65年式
山梨県甲府盆地にて 2014年4月20日撮影
撤去されてしまったサニーやミニキャブの近くにいた超大物草ヒロとは、410ブルのバンでした…!コイツは今でも健在です。
それも、果樹園のど真ん中にいるという、"安心だけど草ヒロ趣味人にとってはツラい立地"の個体だからでしょう。果たしてちゃんと撮影できるかどうか…一抹の不安が胸をよぎりましたが、丁度農家の方がいたので、許可を乞うことが出来ました…!良かったです…!ラッキーでした…!ハイ…!
…にしても、やはり60年代の草ヒロは凄いですね!
そんじょそこらの、ぽっと出の、ぺーぺーの(何もそこまで言わなくても…)80,90年代草ヒロ達とはやはり一線を画す朽ち具合…。これぞ草ヒロのお手本、王道ってやつですな!
現れている錆び、朽ちている場所や塩梅、埋まり具合など…草ヒロを構成している数多くの要素全てに意味がるような…計算されつくしているかのような"美"を感じます。…もはや芸術作品といったところでしょうか。いわゆる"侘び""寂び"とかいうやつですかね…。
こういう素晴らしい草ヒロが、今でも残っているというのは安心です。これが本来の草ヒロの魅力、ですからね…!
おまけ
今回の探索で見つけていながら、車種的にも撮影アングル・枚数的にもピンで紹介するに忍びない個体だったので、おまけ扱いです。
実はコレ、だい~ぶ前に"パトロール"として紹介していた草ヒロなのですが、実はジープでした(爆)。その当時は撮影アングル的にもパトロールに見えてしまうので仕方ないと言えばないのですが…。
どうやら、別アングルからの撮影も出来たようです。パトロールでなくジープだもんで…当初は新発見の草ヒロかと思っていました。が、撮影場所的にすぐに「そういやあれか…!」と分かってしまいましたとさ。
ジープジープでも、かなり珍しいバージョンかも知れないので、道が近くにあるようですし、いつかは近付いて確認したいところです。
お知らせ
今回で当シリーズは終了なので、来週より土曜日は、「合格記念!一年ぶりの山梨県草ヒロ探訪」シリーズを連載します!
このシリーズは毎週日曜日連載なので、二日連続連載となってしまいますが、山梨の"THE 草ヒロ"な草ヒロが多数登場するシリーズですので、まあきっと大丈夫でしょう(なんか無責任な)。
よろしくお願いします!