マツダ タイタン 2t積 標準ダンプ
ディーゼル3000(K-WEWOF1D)
1980~84年式
山梨県甲府盆地にて 2017年3月23日撮影
現役旧車。
…とはいっても、比較的新しめのトラックなのですが、結構シビれました。このタイタンのカッコよさに…!
自家用のトラックは代替わりされることは無い上に、トラックであるが故の頑丈さと、田舎であるが故の排ガス規制の緩さから、地方へ行けば未だにこの年代のトラックはざらに見ることが出来ます。
ボディは色褪せ、バンパーは歪み、エンブレムは一部がもげ、荷台には錆が浮きまくっているものの、タイヤがシッカリしていてナンバーもちゃんと付いているということを考えると、現役車の可能性が高いので、現役と判断しました。…そういえばそもそも、車検シールを見れば現役であるということは、火を見るよりも明らかですしね。
こんなボロボロになりながらも健気に働き続けている…商用車の鑑といったところでしょうか。漢を見せてます、このタイタン。見た目はぼろでも、心は錦…生き様がカッコいいってもんです。シビれたのは、そのカッコよさに対してでした…!
大切に乗られている旧車も魅力に感じますが、こういう風に"ただの道具"として酷使されている旧車もまた違った味があるので僕は好きですね。
実はこのタイタン、大分前に紹介したミニカの近くにいた個体でした。
既に動けなくなってしまったクルマを見つめているタイタン…。自分もいつかはああなってしまうのだと思っていたり…。
おまけ
マツダ繋がりで、この探索で発見したマツダの古いディーラー看板をご紹介します。
…ってなになに、クロノス…!
マツダを潰しかけたあの"迷車"クロノスの名前が載っているではありませんか…!
そうです、このディーラー看板は90年代頃の、マツダが色んな意味でホットだった時期のものでした。この時期のマツダは、このマツダ店以外にも、アンフィニ、ユーノス、オートザム、オートラマの5つの販売チャンネルを運営しており(時にマツダオートや、RVファクトリー・スポーツファクトリーなんてのも)、なかなか集め甲斐のある時期の看板です。
僕は未だマツダ店のものしか見たことがありませんが、アンフィニやオートザムの看板が未だに残っているところもあるようです。
センティア、クロノス以外の部分がほぼ消えてしまっており、見にくかったので、画像にチョイと加工をして見やすくしてみました。
ファミリア、タイタン、ボンゴが書かれていたようです。…なんだ、面白くもない(爆)。
ここはペルソナだとかファミリアアスティナとか言う表記が良かったのになぁ。