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Channel: ころころな趣味。
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ぶらり博物館めぐりの旅 in 九州 【前篇】(2)

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日産 ダットサン・フェアレディ2000(SR311)

1968年式

九州自動車歴史館にて 2014年8月2日撮影

 

日産の言わずと知れた名車:フェアレディZのご先祖様。

日産のスポーツカーの系譜は、始点まで遡るとダットサンスポーツまで辿り着くのですが、ダットサンフェアレディはそのダットサンスポーツの生まれ変わりとして登場したクルマです。

この個体は2代目の後期型で、ダットサンフェアレディと言えば、まずこの2代目を思い浮かべるくらいによく見かけます。

初代のどこか高貴で優雅な雰囲気も捨て難いのですが、2代目のスポーツカースポーツカーしているスタイルにはとても魅力を覚えます。

 

登場時から当時の他の乗用車よりも高性能でしたが、2000ccに排気量が増えたSR311型においては最高速度が200km/hを超えるという、国産車初の快挙を成し遂げ、名実ともに日本を代表するスポーツカーとなりました。

先程“スポーツカースポーツカーしているクルマ”と評しましたが…、確かに爽快感たっぷりなオープンカーで、ロングノーズ&ショートデッキ、フロントエンジンフロントドライブの駆動方式などなど、スポーツカーの方程式に則ったようなお手本的なおクルマなのです。

 

 

 

日産 ダットサン240Z(HLS30)

1971年式

九州自動車歴史館にて 2014年8月2日撮影

 

言わずと知れた日産の名車中の名車。

スカイラインは元々プリンス自動車のクルマなので、純粋な日産イチの名車と言えば、フェアレディZで決まりでしょう…!

 

前身のダットサンフェアレディとは大きくデザインが変わっていますが、ヘッドライトのデザインを見ると、どことなくダットサンフェアレディの面影がチラついてきますね。

進化はフェアレディの頃より更に加速し、Z432や240ZGなどの様々なハイパフォーマンスモデルが登場。また、様々な分野のモータースポーツでも大活躍しました。こうした輝かしい経歴を持つクルマなので、S30Zは旧車界隈でもかなりよく見かけるクルマです。

 

ちなみにこれは左ハンドルでしたので、米国輸出仕様のダットサン240Z。日本仕様よりもレア度が高い貴重な個体です。

…しかも、よく見るとコンバーチブルではありませんか…!S30Zのコンバチは初めて見ましたが、そんなものがあったのですねぇ。


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