日産 パオ(PK10)
1989~90年式
神奈川県西部にて 2015年3月15日撮影
家から近い放置車両ランキングで一二を争うほどの身近な草ヒロながら、この探索を行うまではその存在に一切気が付かなかった放置車両。この道は何度か通ったことがあるものの、やはり月極駐車場のような場所ではなく、門に閉ざされた家の敷地内にあるということで、見えているようで見えていなかったのでしょう。
それに、このパオの存在に気付いたとしても、状態が良いせいか放置車ではなく現役に見えるということも、発見の遅れにつながったのでしょうなぁ。
しかし、状態が良いと言っても、車検シールを見てビックリ仰天。2世代前のデザインの車検シールが貼られており、整備点検済シールを見ると平成15年で止まっているので、何だかんだで15年近く放置されているということになります。
しかし、明らかに邪魔になっている様子なのに15年近くも置いておく理由が謎であります。放置車好きにとってはありがたいところなのですが、オーナーさんも愛着が湧いて捨てられないのでしょうかねぇ。パオは可愛らしくて温かみのあるデザインのクルマですし。
白いパオは少し珍しいので、このパオは僕にとってはありがたーい地元の放置車となりました。
ちなみに、僕の感覚では、オレンジが一番珍しいというイメージです。まだ1台しか見たことがありませんので。
軒先の松が素敵なお家でした。