管の陰から、コチラを窺うかのように見つめる眼…。
ホンダ トゥデイ G(M-JW1)
1985~88年式
山梨県甲府盆地にて 2014年4月29日撮影
分かった方も多いかと思われますが、ミニキャブの隣にいたのは初代トゥデイでした。
トゥデイは、ライフ以来途絶えていたホンダの2BOX軽自動車。
満を持しての久々の復活になったためか、ホンダも相当力を入れたようで、デザインは当時の軽よりはるかにスポーティなシルエット、オーバーハングを限りなく小さくし、タイヤを四隅に配置したことによるロングホイルベースの実現しました。
これにより、デザインや走り、居住性の何れの面においても、高い先進性を持っていたと言えるでしょう。
そんなトゥデイは、今や平たいボディはそのままに、枝垂桜の下で佇んでいるようです。
当時売れたとしても、ボディの形状が形状だけに、物置としては不利なのであまり見かけることはありません。初代前期型は現役で見ることもまずありませんし、それなりに貴重な一台と言えるでしょう。
満開の枝垂桜の下に佇む二台の軽。
日差しが差し込めば、それはそれは素晴らしい景色となったことでしょう。
次回からは、やっとこさ長野県に入ります!