今日はマツダの旧車をご紹介していきます。
マツダ R360クーペ(KRBB)
1967年式
九州自動車歴史館にて 2014年8月2日撮影
飛び出た目と丸っこいボディがどこかカエルさんを彷彿とさせる、可愛らしいデザインのR360クーペ。
草ヒロや現役で見かけることは皆無なクルマですが、博物館には案外よくいるような気がします。これまでに紹介してきた博物館ですと、福山自動車時計博物館やトヨタ博物館などにいましたなぁ~。
サイドマーカーが付けられているので最終型みたいですね。
マツダ キャロル360
2ドア デラックス(KPDA)
1968年式
九州自動車歴史館にて 2014年8月2日撮影
お次はコレ。
いくら4人乗りとは言っても、趣味性が高く実用性に乏しいR360クーペしか軽乗用車のラインナップが無かったマツダ。これでは他社との販売競争に勝てないということで登場したのが、このキャロルというクルマです。
「大人4人がしっかり乗れるクルマを」…ということで、後席はR360よりもかなり広くなり、軽初の4気筒エンジンを搭載することでパワーアップを図りました。…更に更に、居住性をより良くするために、軽自動車としては初となる4ドアモデルを追加。ホンダからの最強の刺客:Nコロが現れるまでは、軽自動車界のトップランナーに位置する存在でありました。
初代キャロルを見て思い出すのが、おばあちゃんの家の近くにあった現役個体。
旧車に興味をもって間もない小1の頃…夏休みで奈良県にあるおばあちゃんの家に数日間遊びに行ったときのある日。近所をおばあちゃんと散歩中に、紅白カラーの初代キャロル後期型の現役個体があることに気が付きました。
当時はまだ親のケータイを借りて撮影していた頃なので撮影は出来ませんでしたが、普段は見ることが出来ない旧車を見ることが出来て、子供心ながらワクワクしたものです。自分のカメラで撮るようになった小3になる頃には、残念ながら消えていましたが、それでも僕の心の中にはまだ記憶として残されています。。。