三菱ふそう MR系 (呉羽自工製ボディ)
1973~74年式
長野県木曽地域にて 2015年2月8日撮影
短いですが、このシリーズにはもうラストがやってまいりました。ラストに相応しき草ヒロで締めようと思います。
…今回のドライブで訪れた峠の最深部で見つけた廃バスがラストの草ヒロです。
ジムニーで雪が降りしきる峠道をガンガン走っておりますと、木々の間に一瞬だけバスのようなものが目に入りました。すかさずクルマを止めてもらい、降りてよーく目を凝らすと…谷の反対側に確かに廃バスが朽ちていることを確認することが出来ました。バッチグー!!(死語)
…しかしこのバス、雪対策なのか立派なスノーシェルターによって護られており、1,2枚目のように谷の反対側から撮影した画像のみですと、ちっと物足りない草ヒロになってしまうのです。…というわけで、多少歩くことになるものの、クルマを降りて橋を渡り、バスがある側まで行くことにしました。その結果が3枚目の画像。
シェルター全体が物置として使われている様子で、バスもしっかりと防護されておりました。
また、この画像のおかげで、バスの細かい年式を判定出来たり、ボディメーカーやシャシーメーカーまでも特定することが出来たので、わざわざ歩いていく価値は十二分にありました。
シャシーは三菱ふそう、ボディは呉羽自工のバスの様で、バス窓や通気孔からすると、1973~74年という比較的短期間に生産されたモデルだと分かりました。型式はMR系とまで判定出来ましたが、バスの全体像が写っていないので車体の長さが分からず、詳細な型式までの判断は不可能でした。
僕は中型・大型バスに関してはまだまだ門外漢レベルですので、もし何か誤り等あれば、コメント欄に書いていただけると幸いです。
谷の反対側から見えた景色:全景。
どこを見渡しても、木、木。木!木っ…!の秘境でした。
お知らせ
当シリーズは今回をもちまして連載終了となります。
来週以降の月曜日は、大連載計画PartⅪに則りまして、“299完走ドライブ”シリーズを連載していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。