「地元のネオクラを探せ!」というシリーズ名に相応しく、今回はトヨタと日産のネオクラが各一台の計二台登場!
さあて、どんなネオクラが出てくるのでしょうか…!?
トヨタ カリーナ(T160)
1994~96年式
神奈川県西部にて 2015年3月19日撮影
“足のいいやつ”が世代を超えてここまで進化。6代目のカリーナです。
“足のいいやつ”とは言っても、この代のカリーナにはGTのようなスポーツグレードが存在せず、ちょっとコンセプトが曖昧になってしまったモデルであります。裏を返せば、唯一落ち着いたモデルとも言い得ることができ、そのためか枯葉マーク…もといクローバーマークを貼り付けた現役個体は未だに見ることが出来ます。
最近は随分と減りましたが、この地元でも僕がネオクラに目覚めたこの当時は結構残っており、このカリーナもその数台ある生き残りの一つです。
ボディ・バンパー・ミラー・ホイールキャップと、清らかな白で統一されたこの姿は、高級さこそ感じない物の上品で落ち着いており、近年のクルマが失ってしまった雰囲気を見出すことが出来ました。
日産 マキシマ(J30)
1988~91年式
神奈川県西部にて 2015年3月19日撮影
日産のネオクラは…マキシマです。
「?」となった方も多いでしょうかね。…ですが、ブルーバードマキシマという名前なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
知らない人のために…。ブルーバードマキシマというのは、北米向けに製造されたブルーバードの6気筒モデルを日本でブルーバードの上級モデルとして販売したモデルです。ブルーバードマキシマは一代限りで終わってしまいましたが、これの後継モデルをマキシマという名前で販売することにしました。
つまり、ブルーバードとは完全に決別したブルーバードの上位モデルが、日本におけるマキシマというワケですね。
そんなマキシマも、日本ではこの一代限りで販売を終了してしまい、そのことから考えてもあまり売れずマイナーに終わったモデルということで、まだ数台しか見たことがありません。
逆さまのマキシマ。いわば、逆さマキシマ。