日産 ダットサン・サニー 1200
4ドア GL(B210GT/B-B211)
1973~77年式
長野県上田地域にて 2014年4月29日撮影
“頭隠して尻隠さず”という諺はまさにこのことを言う…と例示するのにお誂え向きなB210サニーを発見しました。
耕作が放棄されて荒れに荒れ果てた土地だったので、茂みに突っ込んで物置とした…というよりも、土地の放棄と共に植物が成長してサニーの前が茂みと化してしまった…とした方が正しいでしょうか。いつかはこのサニー全体が覆い隠されてしまうのか…と考えると、哀しくもあり恐ろしくも感じます。
また、リアガラスが割られ、ドアは開け放たれており、さながらガード下や河川敷の放置車両のような酷い有様を呈していました。
リアバンパーには“サニー長野”のステッカーが残されており、僅かながらの遺留品でしたが、現役時代の様子を偲ぶことは出来ました。
リアガーニッシュにデカデカと装着されていたエンブレム。グレード名もデカデカとアピール。
リアガラスが割られていたおかげで、車内の様子を見ることが出来ました。