長かった「はじめての“おふかい”」シリーズもはや最後でございます。…と同時に、大連載計画PartⅪも終わりを迎えようとしています。
泣いても笑っても最後の回は、ころころにとっては非常に思い出深い“この個体”を紹介しようと思います!
…さあ、なんでしょーう?
これが全体像!
コニー 360ワイドバン デラックス(AF11V)
1967~69年式
山梨県甲府盆地にて 2014年12月25日撮影
※撤去されました
コニーワイドです!
この子との初めての出会いは、2013年のGW。…まだ行き当たりばったりで探索していた頃です。
…その探索で、とある橋に差し掛かった時、何気な~く遠くを見てみると…なにやら果樹園の葉っぱの間に何やら草ヒロのようなものが!
近づいてみると、これまあびっくり仰天。…という言葉では言い表せないほどビックリしました。
なにせ、ころころあこがれのメーカー:愛知機械工業の製品だったのですから!
2013年というと、コニー自体もそれほど発見できていなかった頃。そんなコニー耐性のない自分に、自力で発見するというイベントが起きたらどうなるか。…もうそれはそれは喜びましたよ。…あまりに嬉しくて、わなわなと震えて呆然と立ち尽くした後は、ただただ写真を撮るばかり。30分くらいそこに居たかと思います。
しかも、僕が嬉しかったのはコニーを自力で発見したという理由だけではなく、この個体をネットで見たことがなかったから、という理由もありました。…まだ誰も見つけていない、少なくとも誰もネットで公開していないコニーを発見できたというのがもう感動モノでした。
…この子と僕との馴初めはこのくらい。
さてここからは、2度目の訪問となった今回のことをお話ししましょう。
初発見したときから崩壊気味な個体でしたが、今回訪れたときは更に崩壊が進んでいるように感じました。恐らく、2014年(つまり、今回撮影した年と同じ年)の2月に首都圏を襲ったドカ雪が原因かと思われます。
それでも、あの量の雪が降れば完全につぶれてしまってもおかしくないところを、こうして形ある状態で生きながらえてくれたのですから万々歳です。それに、いち草ヒロ趣味人としては、自然に任せて消えて無くなる方が、解体屋によって人為的に破壊されるよりずっとマシだと思います。
左サイドには“PHOENIX号”とペンキで書かれていましたが、この子の愛称かなにかでしょうか笑
不死鳥の名を謳うくらいなら、このままの状態を永久に維持してもらいたいものですがねぇ。それもむなしく、現在は姿を消しております。撤去されたのか、自然崩壊しただけなのかは分かりませんが…。
お知らせ
このコニーの紹介をもちまして、色々とgdgdになってしまった大連載計画PartⅪの連載が終了となります。
まあ、最後の1週間くらいはコメント付きで投稿することが出来て良かったです!
私事ですが、大学の期末テストも終わり、部活の合宿も終わり、平穏無事な夏休みのはじまり、はじまり!…とはいっても、バイトがありますし、研究室配属のために勉強をしなくてはならないので、それほど暇ではないのですが。…まあそれでも、これまでよりは余裕が出ると思います。
長くなるのでここでは書きませんが、明日の午前6時に、今後の更新に関するお知らせの記事を投稿します。
ご覧になってくだされば幸いでございます。