スズキ フロンテ GD(LC20GD)
1973~74年式
山梨県富士五湖地域にて 2018年4月29日撮影
小川の対岸の斜面にへばりつくかのようなポジションで放置されていた、3台のクルマ。
左端と真ん中のクルマはいかんせんカバーがかけられ、姿が見えませんでしたが、有難いことに右端のはスッキリサッパリ姿を見ることが出来ました。…その車種は、4代目フロンテ。
テールランプの形状からすると、450ccのエンジンやダイハツ製エンジンを搭載していたマイナーな中期モデルや、規格変更対応策として550ccを搭載した、後期モデルではなく、前期中期後期の中で最も生産期間の長かったサブロクの前期モデルと分かります(更にに細かく分けるなら、黄色ナンバー未対応の最初期型)。
生産期間が長かったとはいえ、4代目フロンテ自体それほど見かける存在ではないので、たとえサブロクだったとしても嬉しいです。
エンジンがリアにあるため、グリルはリアについています。4代目フロンテのリア自体、あまり見たことがなく、しかも今回のように下から見ることは更にないので、グリルのデザインがこうなっていたとは初めて知った気分です。
どこかブリキ製の悪役ロボのような、意外とイカツいデザインだ…。
左端のクルマについては、完全にシートで覆われていたので車種が全く不明ですが、中央のクルマは横から姿を見ることが出来たので、一応車種は分かりました。どうやら、フロンテクーペのようですね。
…となると、左端のクルマは1960~70年代のスズキ車でしょうか。色々と想像が膨らみますなぁ。
地震がきたら川底へ真っ逆さまになってしまいそうな、危険なシチュエーション。