桜餅ミゼットとニセミゼットバンがいた空間には、実は更に二台の旧車がいました。
木で囲われたガレージの中に旧車がいて、壁には昔懐かしのホーロー看板が貼り付けられているという…全体的に昭和レトロな雰囲気を再現した空間のようですねぇ。
この探索の趣旨からすれば、ミゼットだけ撮影してトンズラしてもいいのですが、折角なので一台一台見ていくことにしましょう。
トヨタ パブリカ1000
デラックス(KP30D)
1969~70年式
山梨県甲府盆地にて 2018年3月27日撮影
まずは2代目パブリカ前期型から。
草ヒロにしても現役にしても、2代目パブリカは滅多に見ることの出来ないクルマなので、この発見は地味に嬉しかったです。
くすみのない光沢のあるボディに、よく磨かれたメッキパーツ…そして全体を引き締めるようなホワイトリボンタイヤ。とても小綺麗にまとまっております。いったい誰が管理しているのかは不明ですが、この状態の良さは日頃の手入れを怠っていない証でしょう。
日産 ダットサン・サニークーペ
1400 SGX-E(E-KHB310XE-LA)
1977~79年式
山梨県甲府盆地にて 2018年3月27日撮影
もう一台はB310サニークーペ前期型。
セダンやバンは草ヒロで、クーペはイベントでよく見かけるので、パブリカほどのありがたみは感じませんでしたがこちらも撮影。
ホイールはワタナベを履いており、オリジナリティよりもスポーティ感を大事にしたカスタムのようですね。
サニーもパブリカ同様、新車同然の素敵な状態で保管されておりました。
二台のツーショット。