三菱 ミニカエコノ G(M-H11V)
1984~87年式
山梨県富士五湖地域にて 2018年4月29日撮影
恐らく単独探索では発見できなかったであろう個体です。
…というのも、住宅街の細い路地を走行中、同行していただいたブロ友さんが発見した個体だからです。やはり運転していると横は勿論、まして振り返って後ろを確認するなどできないので、進行方向によっては発見できないような草ヒロも存在するのです。
車種はよく見かける5代目ミニカの前期型でしたが、それでも新規発見の個体には変わりないので、喜んで撮影させていただきました。
大きな木の下で休んでいるかのような姿が印象的でした。
三菱の草ヒロをあと二台ご紹介します。
ピンで紹介するには忍びない個体ですので…。
三菱 ミニカトッポ
Q2 4WD(E-H36A)
1996~97年式
山梨県富士五湖地域にて 2018年4月29日撮影
まずはこれ。
セダンタイプの軽をベースにしながらも、屋根が異常に高いという頓狂な見た目で登場したミニカの派生車:ミニカトッポです。
ありそうでなかったこのコンセプトに心惹かれた人が多いのか、あっという間に街に溢れ、僕が小学生の頃なら初代のトッポも普通に街で見かけておりました。幼心に『ヘンなカタチのクルマだなァ』と思ってました笑
流石に最近は見かけなくなりましたね。この2代目ももう見なくなりましたし、後継のトッポBJは何とか見かけることもある…くらいカナ?
BJの後継であるトッポが出た2008年というと、既にダイハツやらスズキやらがスーパーハイトワゴンを出していましたし、10年前に登場していたトッポBJのデザインを焼き直しをしただけのトッポはもう時代遅れ感が半端なかったです。しかも驚くべきは、その状態まで2014年まで販売していたという化石のようなクルマ。
日産の力を借りてなんとか後継車のekスペースの開発にこぎつけましたが、ブランド力の差なのか地域性なのか、僕の身の回りではデイズルークスの方がよく見かけます。
ミニカトッポは、今大人気のスーパーハイト軽ワゴンの礎を築いたクルマと言えるでしょうが、見た目のインパクトはこちらの方がはるかに大きいです。なんたってベースが背の低いミニカなんですから。
顔はボンネットの低いミニカそのままなのに、屋根はタントやスペーシアのように高いので、ボンネットも高いそれらに比べたらチグハグ感がモノ凄くて見ていて楽しいクルマです。醜いと言われればそれまでですが、僕はこういうの、好きです。
三菱 ミニキャブバン
ハイルーフ(U11V/U14V)
U11V:1984~87年式
U14V:1987~90年式
山梨県富士五湖地域にて 2018年4月29日撮影
残りのもう一台が4代目ミニキャブ。
リアのみの不完全燃焼個体だったので、抱き合わさせていただきました。
茂みに頭を突っ込んでいますが、一応手前の耕作地の物置として活躍している(た?)のでしょう。垂れ下がったワイパーがマヌケな感じでどこかお茶目です。
年式はリアしか見られなかったのと、ステッカーが剥がされていたためこれ以上は狭めずじまい。バンパーより550であるということは分かりましたが、フロントがMMCマークの前期型なのか、スリーダイヤの中期型なのかは如何せん不明です。