早いですが、このシリーズも今回で見納め。
前回は草ヒロ・放置車を紹介しましたので、今回はドライブで出会ったネオクラ・レア車たちをご紹介します!
…ちなみに、みんなトヨタ車です笑
トヨタ マークⅡ ハードトップ
3.0 グランデG(E-MX83-ATPZF)
1989~90年式
神奈川県西部にて 2017年4月30日撮影
80マークⅡ前期型。
何から何までフルオリジナルのおじいちゃん仕様。とても落ち着いてて上質で品格の良さが滲み出ています。
グレードは1989年に追加された最上級のグランデG。格調高いデザインのメッシュホイールがその証です。
どこの部位を見ても非常に綺麗で、日頃から大切にされていることが窺い知れますね。
トヨタ マークⅡ ハードトップ
2.5 GTツインターボ(E-JZX81-ATPVZ)
1990~92年式
神奈川県西部にて 2017年4月30日撮影
一見全く同じ80マークⅡに見えますが、こちらは後期型。
ヘッドライトやバンパー、グリルのデザインが微妙に異なることに気付かれたでしょうか。
前期に遭遇してからわずか数分で出会いました。
先程のマークⅡとは対照的に、こちらはカスタム重視の乗り手のようで。ワタナベのホイールやチンスポイラーなどのライトなカスタマイズが小気味よいですね。
トヨタ スープラ(A70)
1986~88年式
神奈川県西部にて 2017年4月30日撮影
そしてその数分後…今度は70スープラと邂逅。
トヨタのネオクラのパレードか何かか?…てな感じです。
初代スープラは先週の水曜日に紹介したばかりなので、見覚えのある方が多いでしょう。
…さて、ここで問題。
『このスープラは、前期・中期・後期のいずれでしょーかっ!?』
ヒント!前回紹介したのは中期と後期です。
…勿体ぶるのも嫌なので、答えを発表!(早!?)
これは前期型です!
大体見かける初代スープラは中期か後期型なので、前期型だと分かった時は嬉しかったですね。
遭遇したトヨタのネオクラは以上。
さてここからは、トヨタのレア車2台を紹介していきます。
トヨタ WiLL サイファ(NCP70/NCP75)
2002~05年式
愛知県にて 2017年4月30日撮影
まずはこれ。かなり特徴的な見た目で、尚且つトミカ化もされているので、見たことある!という方は多いのではないでしょうか。
このクルマはタダのトヨタ車ではなく、『異業種のメーカー同士がコラボして一つの共通ブランドを作り、そのブランドで商品を売っちゃおう!』という謎企画によって生み出されたブランド:WiLLのクルマ。
この企画では、自動車・電器、文房具、飲料、化学、菓子などといった様々な業種がコラボすることとなり、参加したメーカーはトヨタの他、松下やコクヨ、アサヒビール、花王、グリコといった名だたる企業たち。…となれば大成功間違いなしかと思いきや、いつの間にかにこの企画は頓挫。コクヨだけは未だにWiLLブランドの商品を取り扱っているようです。
このトヨタが開発したWiLL自動車部門のクルマはサイファという名前。
WiLLシリーズ第三弾にして最後のクルマです。
なんとこれ、携帯電話とコネクションさせてクルマに搭載されている便利機能を使えたり、インターネットに接続して最新のニュースを受信したりと、現代のクルマに通じるという先進的なコンセプトをもっていました。
デザインはというと、ヴィッツをベースにしていながらも面影を全く感じないデザイン。真横から見るとフルフェイスヘルメットのように見えて意外とスポーティです。フロントのデザインも愛嬌と未来感を兼ね備えた秀逸なものとなっています。僕はこの顔は結構好きです。乗っていくうちに愛着がわいてくるでしょうなぁ。
リアのデザインもフロント同様、似たようなものがない唯一無二のものとなっています。
色もカラフルで、有名なのはトミカ通常版にもあったレモンイエロー。他にもブルーやオレンジ、グリーンなどの原色系の色が揃っていますが、まさかピンククラウンも真っ青のドピンクがあったとは知りませんでした。でも、ファンシーで無機的なデザインのおかげで、普通に似合ってます。
…なんか…こう、上手く説明できませんが、プラスチック製の子供向けのブロックのおもちゃ―僕の家にも昔あった、学研のニューブロックみたいなやつ―っぽい感じがするのですよね、このクルマ。
Willシリーズの中ではViと並んで大好きなクルマです(もちろん、VSもカッコ良くて好きですけどね!MTもあるし…)。
トヨタ MIRAI(JPD10)
2014~17年式
愛知県にて 2017年4月30日撮影
これからのクルマ社会の担い手の一人になっていくであろう燃料電池車。英訳:Fuel Cell Vihicleより、FCVと呼ばれています。
そんなFCVを量産にまで漕ぎつけた画期的なメーカーが、我らがトヨタです。
補助金が出されてもやはりかなり高額なクルマで、水素ステーションもあまり整備されていないことから、そこまでの普及には至っておりません。しかし、利益を出しやすい高価格帯のクルマから徐々に普及させていき、それと同時にインフラも整備されれば、トヨタも値段の安い大衆FCVの開発に取り掛かることが出来るでしょうし、これからの動向に期待です。
お知らせ
本編はこれにて終了でございますが、今日の正午と18:00に、番外編をお送りします!
正午の部が“キリスト看板”、18:00の部が“街で見つけたヘンなモノ”です!乞うご期待!