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Channel: ころころな趣味。
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NDDrive ~愛知の二大半島を制覇~(番外編2)[終]

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今朝と正午にお知らせしましたように、番外編PartⅡとして“街で見つけたヘンなモノ”を紹介します。

これをもちまして、このシリーズは終了、次週の月曜日は『にかいめの“おふかい”』シリーズをお送りいたします。

 

 

 

さあ、今日紹介する“ヘンなモノ”は2つ!

何が出るかな~?

 

 

 

 

 

吉野屋!

…といっても、オレンジと黒がイメージカラーの某牛丼チェーン店ではありません。

あっちは“家”ですが、こっちは“屋”ですから!“屋”!

何とも地味な外観ですが、一体何のお店なんでしょう??

 

 

 

 

 

 

 

 

お次はこれ。高波注意と津波注意の看板。

津波の方はさすがにインパクトがありますね。大きくて赤い文字に命令形と体言止め。緊迫逼迫した状況が伝わってきます。

どこかドラクエⅥの“キラーウェーブ”を彷彿とさせる津波のバケモノのイラストも、いい味出してます。真っ赤で焦点のズレた目が、より恐ろしさを掻き立てていますネ。

子供が見たらトラウマになってしまいそうですが、津波の恐ろしさを伝えるならこれくらいの方が良いのです。

 

…と、この看板を見て、ふと思い出したことがありました。

『そういえば僕の地元にも、こういう怖い津波の看板があったな…』と。

僕の地元は海沿いの自治体なので、こういった看板は身近な存在なのです。

そして画像フォルダを漁ってみると…見つけました!なんだかトラウマが甦ってくるようです。

 

さあ、ご覧に入れましょう…!

 

 

 

 

 

デデーン!!

 

なんか怖くないですか?この看板。

幼稚園児の時に初めて見て軽~くトラウマになりましたよ、これ。

 

…僕が今住んでいる場所に引っ越す前―小学5年生の頃より昔―同じ市内でも、今よりも更に海に近い場所に住んでいたので、幼稚園や小学校低学年の頃はたまーに親と海に散歩に行っていました。

そのときにいつも見ていた看板がこれだったのです。

海は広くて綺麗で、遊んでいて楽しい場所でしたが、この看板を認識してからというもの、この看板の近くを通るときはいつもビクビクしていたものです。避けて海に行こうにも、親に連れられているから無理ですし、そもそもこの看板はこの辺一帯の海岸に沿って一定間隔で置かれているので、地元の海に遊びに行こうとなると必ず見なくてはならないのです!

 

何が怖いって、さっきの看板よりも恐ろしい見た目の津波のバケモノ。まずこれが一番怖かった。

白目を剥いて笑っている点や大きな牙に真っ黒い口をあんぐりと開けている姿、そして今にも引き込まれてしまいそうな手。頭も手のような形をしています。もう怖いポイントだらけです笑

それに、怖かったのはこれだけでなく、横に書かれている文章にも得体の知れない怖さを感じていました。

初めて目にしたときは幼稚園児ですから、当然漢字は読めません。漢字にはフリガナが振られているのでなんとか読めましたが、英語に関してはさっぱり分かりませんでした。その、何が書かれているのか分からないということにも怖さを見出していた記憶があります。津波のオバケも怖かったですが、この英語も何故だか異様に怖かったのです。

今読んでみたら、それはもう単純明快な英語ですし、何が怖かったのかサッパリ!って感じですが、確かにこの看板が怖かった時代があったのですなぁ。

 

愛知県で見つけたあの看板を見たら、そんな若かりし頃の記憶がふっと蘇ってきました。

今はもう、全く新しいデザインの看板になっており、このよく見ると味があるオバケもリストラされ、よくある普通の看板になってしまいました。。。なんだか寂しい…。

 

 

 

 

色々な場所に設置されているオバケ看板ですが、中にはこのように海へ出るには嫌がおうにもオバケと合い対さなくてはならない場所もありました。幼稚園の頃にこんなところに連れていかれていたら…もう海に行きたくなくなりそうです笑

 

 

 

 

場所によっては西日に当たりまくり、このように色あせてしまったものも。

赤い文字や枠が白くなり、オバケの口も真っ白白になったことで、あまり怖くないですね笑

津波のオバケも、太陽には勝てなかったか…。

 

 

全体的に白いので、背景と同化してますね笑

 

 

 

 

 

 

水平線の彼方…何処までも広がり、そして静かで美しい海…。

我々に食料や水など、必要不可欠で様々な恵みを与えてくれる、母なる海…。

そんな海も、地震が来てしまうとそれはそれは恐ろしい魔物になってしまう…。東日本大震災による被害が記憶に新しい。

僕も海の近くに住んでいる以上、未曽有の大災害で手に入れたその教訓を、有事の際は生きるために生かせるように肝に銘じなければならない。


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