先週お知らせしましたように、月曜日は『にかいめの“おふかい”』シリーズを日曜日に加えて連載することになりました。
さて、今回はどのような草ヒロが出てくるのかナ?
スバル レオーネ SEEC-T
1400 4ドア セダン カスタム(B-A22)
1975~77年式
長野県松本盆地にて 2015年1月5日撮影
初代レオーネでした。
2代目共々、知名度の割に草ヒロとしてはあまり見ませんね。長野のような雪国ではまだ見かけるのですが、それでも多数派というわけではありません。物置として使いづらいセダンなら尚更でございます。
この個体はボンネットに木材を置くというありそうでなかった新発想で、物置として使えるスペースを拡大しているようですが…?
初代レオーネはコロコロ顔を変えているモデルなのですが、これは丸目四灯ライトであることから中期型―1973年から上級グレードは四灯ライトになりました―、そしてセダンに四灯モデルが出たのは1975年以降の中期型の後期モデルからなので、これはセダンの四灯ということで中期型の後期型と分かります。
SEEC-Tというのはスバルが独自に開発した排ガス浄化装置の名称で、日産のNAPSやホンダCVCCのような排ガス規制対応型の意味合いで車名に組み込まれています。オイルショックのあった時代を象徴するような現象ですね。