マツダ ファミリア 4ドア(SSA2)
1964年式
日本の名車歴史館にて 2015年8月5日撮影
マツダの乗用車市場における存在を一気にメジャーにした実績を持つ、初代ファミリア。
半世紀以上前のクルマですが、草ヒロでもそこそこよく見かける車種でございます。
やはり初代ファミリアは、異形ランプの1000よりも、この丸目ライトの800の方が好きですね。上級グレードになると、内側にフォグランプが付き、この個体のような丸目四灯デザインになるのですが、このお顔が結構特徴的で好きなんですよ。
マツダ ファミリア クーペ(MPA)
1967年式
日本の名車歴史館にて 2015年8月5日撮影
初代ファミリアは、大衆に親しまれるベーシックカーとして開発されたためか、ボディのバリエーションもかなり豊富。
最初に発売されたのは、ファミリーカーながらも実はセダンではなく、農家や自営業者の味方であるバンでした。クルマが一般的ではなかった当時は、自家用と仕事用の自動車を兼ねてバンを購入することが多かったことを配慮したためだとか。
販売が順風満帆で軌道に乗るに従い、ワゴンを追加し2/4ドアセダンを投入、そしてピックアップトラックも加え…最終的には、趣味性の高いクーペまでもがラインナップされました。
マツダ コスモスポーツ
1968年式
日本の名車歴史館にて 2015年8月5日撮影
言わずと知れた、マツダの名車。“ロータリーのマツダ”の印象を決定づけた一台且つ、世界で二番目のロータリーエンジン(RE)搭載市販車という偉大な一台。これを皮切りに、ファミリア、カペラ、サバンナ…果てはマイクロバスにまでREを搭載するという、RE開発の祖であるNSUもビックリのREメーカーとして成長していきました。
この個体は元オーナーさん独自の改造なのか、レザートップ(“風”の塗装ではなく、本物!)になっており、より一層高級感が増しておりました。