まゆげNo. 005
まゆげコード:MEEVL2-SDW-OPH
●車両情報●
車名:ハイゼットスライドバン 型式:J-S65V-FD
年式:1981年 モデル:前期型(最初期モデル)
グレード:スーパーデラックス
ボディタイプ:バン・標準ルーフ 駆動方式:2WD
草ヒロ度:★★★☆☆ 風化度:★★★☆☆
場所:果樹園(モモ) 用途:物置
●発見情報●
まゆげ:52台
前期型:21台
前期でバン:5台
前期でバンで2WD:4台
場所:山梨県甲府盆地 撮影日:2018年3月29日
ドッペルゲンガー:無
初紹介のまゆげ。
この探索の前に一度発見していたものの、時期が時期だったので草に覆われていたため、撮影を断念した個体です。草の少ない時期に行ったこの探索で、晴れて撮影となりました。
…が、草がなくなったとしてもフロントは色々なもので溢れており、また、置かれている向き的にフロントは果樹園越しの撮影となってしまうので、正直なところフロントは夏の時と状況が変わらない気もします汗
折角のかわいいまゆげフェイスを見られなかったのは残念ですが、年式の判定は出来ました!
今回ご同行いただいたまゆげ好きの方に、昔ブログのコメントで教えていただいた、スライドドアガラスのツマミの位置・個数で年式を判定する方法によってです。
この個体のようにツマミが窓の下部に配置されていたら、最初期型となる1981年式。1年も満たない販売期間なので、見つけたら結構嬉しいレアモデルです。
また、ツマミが2個、窓の両端中央部に配置されていたら、前期型の後期型(1981~83年式)か、後期型の前期型(1983~84年式)となります。したがって、後期顔でツマミが2個であれば、ご覧の通り1年ちょっとの販売期間である1983~84年式となるので、これもまた最初期型とまではいかないものの、割と珍しいモデルとなります。
そして、ツマミの数が1個であれば…それは後期型の後期型(1984~86年式)となります。
このツマミ年式判別法、フロントが見えなかったりグリルが欠落している個体に対しては、かなりの効力を発揮するので大変便利です。特に、まゆげハイゼットは意外とグリルの立て付けが弱いらしく、グリルがすっぽ抜けてライトだけになっている個体もよく見かけるので重宝しております。教えてくださったまゆげ好きのお方には感謝しかありません!
しかし、この判別法も万能ではなく、スライドドアガラスのツマミという材料を判別に使うため、スライドドアがないトラックには適用することは出来ないという欠点があります。それに加えて、ツマミが2個窓の両端中央部に配置されていた場合、1983~84年式となってしまうので、顔が見えない場合は前期型か後期型かが分からないという致命的な欠点があるのです。
…いくら便利な方法とは言え、万能ではないということです。
それでも、このツマミ判別法以外にも他に判別法がありますので、またいつかの機会にお教えしたいと思います!