スズキ スズライトバン 360(FE)
1963年式
日本の名車歴史館にて 2015年8月5日撮影
現在のスズキの軽自動車の始祖と言える偉大なご先祖様:スズライトです。
スズキの自動車生産はスズライトという軽自動車に始まり、それのバン(スズライトSL/SD)がスズライトTL→スズライトFEへと進化し、トラック(スズライトSP)は数年のブランクを経てスズライトキャリイへと進化して商用車の道を歩み始め、セダン(スズライトSS)がスズライトフロンテTLA→スズライトフロンテFEAと進化していき、フロンテが完成しました。
このスズライトはFEと呼ばれるバンなので、スズライトSLとSDの流れを汲むクルマとなりますね。
スズライトフロンテはやがてフロンテになり、そこからフロンテクーペやセルボ、アルトなどの様々な派生車種が投入されて、スズキのラインナップの多様化が図られました。そして現在はダイハツと一二を争う軽自動車メーカーへと成長していったのです。
草ヒロでも滅多に見ることができない、貴重なクルマなので単体での紹介としました。滅多に見ることがないとはいえ、全く見ることがないわけではなく、その絶妙なバランスが旧車マニア心をくすぐってくれるのですよね~。