三菱 ミニカ’70
デラックス(A100)
1969~70年式
長野県松本盆地にて 2015年1月5日撮影
複数人で探すことの大切さを実感してくれた草ヒロ。
レンタサイクルの返却期限が思いの外早く迫ってきており、もう貸し出し所へ向かうしかないと、交通量の多い大通りをひた走っていると、後方を走るフォロワーさんのチャリベルが鳴動。
何事かと思ってチャリを止め振り返ると、なんと草ヒロを発見したというのです。いくら急いでいたとはいえ、それなりに周囲に注意しながら走っていたつもりでしたが…意外と見落としていたとは。
今日紹介する草ヒロというのが、僕がスルーしてフォロワーさんが発見してくださった草ヒロです。
その正体は…。
見ての通り、冬でも見落としてしまうレベルで草に覆われた2代目ミニカでした。結構珍しい車種だったので、危うく見落としそうになっていたことに半ば呆れつつ、嬉々として撮影しました。
2代目ミニカ自体初代よりも見ない珍しいモデルというイメージがありますが、これは中でもより珍しいと思われる、最初期型の2代目です。
2代目ミニカは年式によって車名が変わるというややこしい仕様になっていて、ミニカ'70に始まり、ミニカ71→ミニカ72→ミニカ73と毎年車名が変わっています。これはミニカ'70ですが、そのミニカ'70の中でも初期のモデルなのです。1969年に発売されたのにミニカ'70というヘンな名前のクルマです。
この時はまだ二回目のオフ会だったので、こんな経験はそうないだろうと思っていたのですが、この時から現在までに草ヒロ好きの人との合同探索を何度も行ってきて、僕が見つけられなかった草ヒロを見つけてくれたという経験が何度もありました。やっぱり複数人で探索すると収穫が増えるってことですね。
最初期型の証である、エンブレム位置。
ミニカ'70後期型よりエンブレムが上方へ移動するため、サイドしか見られない状況では、エンブレムが下方にないと年式の特定ができません。この位置にあって良かったです。