今回の『さらに!地元のネオクラを探せ!』シリーズも整備工場の個体です。
ポーター×2、サニートラック×2を紹介していきましたが、この整備工場にはまだまだ旧車たちがいました。今回紹介するのはダイハツの旧車2台です。
ダイハツの旧車と聞いて、どうせフェローとかハイゼットだろうと思う方もいらっしゃるかも知れませんが…
ダイハツ シャレード
XTE(E-G10-GMG)
1977~79年式
神奈川県西部にて 2015年4月15日撮影
※整備工場内に入って撮っていますが、当然のことながら撮影許可と掲載許可をいただいております。許可をくださった皆様、その節はありがとうございました。
なんと!僕も想定外だったシャレードがいました。…しかも初代!!
初代シャレードはイベントでも博物館でも見た記憶がほとんどなく、草ヒロとして見たことは未だにないクルマだったので、これには驚きを隠せませんでした。
リアバンパーの形状から、前期型であることが分かります。グレードは最上級のXTEで、オシャンティーなチェック柄シートが装備されます。
日本仕様の前期型は本来ならばフェンダーミラーなのですが、ドアミラー化されているのは欧州仕様を意識してのことでしょう。シャレードって、名前もデザインもどこかユーロピアンな香りがするのでよくお似合いです。
フロントバンパーとフロントグリルが外されていますが、ラジエーターの修理中でしょうかねぇ。普通に現役っぽいので今は元気に走っていることでしょう。
そしてもう一台のダイハツ車は、整備工場の目の前のヤードにいました。
はてさて、車種は一体なんでしょう?
ダイハツ シャレード
3ドア TS(E-G11-FMS)
1984~85年式
神奈川県西部にて 2015年4月15日撮影
なななんと!またしてもシャレードで~した!
マイナーなクルマであるシャレードを一日で二台もお目にかかれるなんて夢のようです。しかも地元で!
現役とは言え、案外いるものなんですねぇ。
初代同様、2代目シャレードも滅多に見る機会がなく、この当時は確かお初だった気がします。
2代目シャレードというと、僕が初めて手に入れた自動車カタログの車種なので、見たことは殆どなくても思い出深いクルマです。そのカタロ
グはココで紹介しておりますので、お時間のある方はご笑覧ください。
この2代目シャレードは、サイドマーカーの位置やミドルルーフから前期型であることが分かり、また、ドアミラーであることから1984年以降のモデルいわば前期型の後期モデルであることが分かりました。
白いボディと黒いバンパーのシンプルなカラーリングながら、バンパーに添えられた赤いラインの差し色が小洒落ていますネ。